【講義概要】
東アジアおよびアジア太平洋地域の歴史を19世紀から現在までを中心に学んでいく。イギリス、アメリカ、日本、中国、韓国、台湾、東南アジア諸国が今日に至るまでいかに地域をかたちづくってきたのか、時間を遡り辿っていく。毎回講義の理解度を測るチェックテストを行う。
【学習到達目標】
東アジアおよびアジア太平洋地域の歴史を学び、現在の地域と日本とのつながりの特質とその背景を理解できるようになることを目標とする。
【履修上の注意】
チェックテストは記述式である。正確で丁寧な日本語で答案をまとめるよう、よく心がけてほしい。
【事前準備学習】
講義では高校世界史で学んだ事項が頻繁に登場する(例・七年戦争、産業革命など)。必要に応じて高校時代の教材(教科書や資料集)を利用し、知識・理解を補っていくようにしてほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使用しない。 |
参考書 | 『世界の歴史 25 アジアと欧米世界』 加藤祐三・川北稔 中央公論新社 2018 『世界の歴史 28 第二次世界大戦から米ソ対立へ』 油井大三郎・古田元夫 中央公論新社 2010 『世界の歴史 29 冷戦と経済繁栄』 猪木武徳・高橋進 中央公論新社 2010 リストアップした3冊はどれも講義内容と密接に関連するものである。これらが難しいと感じた場合は高校で使用した教材を利用するとよい。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 明の朝貢貿易システム | |
3 | オランダからイギリスへ | |
4 | 自由貿易の帝国 | |
5 | アメリカの太平洋進出 | |
6 | 近代日本の膨張 | |
7 | アジア太平洋戦争 | |
8 | アメリカの地域秩序構築と冷戦 | |
9 | 吉田路線の形成と定着 | |
10 | 東アジアの開発独裁 | |
11 | 1970年代の地殻変動 | |
12 | 「東アジアの奇跡」 | |
13 | 戦後中国の60年 | |
14 | 冷戦終結とアジア通貨危機 | |
15 | 一帯一路とインド太平洋 | |
16 | 定期試験期間 | |