【講義概要】
健康の維持・増進および疾病の予防には生活行動の1つである食を整えることは大切なポイントの1つです。
食に関する事柄について自身で判断していくために、健康および食に関する基本的知識を理解し、関心をもつことが必要です。
この授業では、私たちを取り巻く食環境の現状をふまえ、食と健康とのかかわりについて学んでいきます。
栄養素の役割や食品の機能性、ライフステージごとの発達・退行による食生活の特徴、食事の組み合わせ方、実際の生活をとおした食に関わりについて学びを深めていきます。
それにより実社会で生起する様々な課題を正確に理解し、自身や周りの人の状態に合わせた健康管理の方法や改善策を提案できる思考力や判断力を身につけられる内容としています。
【学習到達目標】
食をとおした健康に関する知識を習得することにより、自分自身そして周りの人の状態に合わせた健康管理することができる。
食品の機能性や食事の組み合わせ方、ライフステージの特徴を知ることでバランスのよい食事の組み合わせを考えることができる。
【履修上の注意】
私語やスマートフォンなどの使用は禁止します。
授業時に授業の概要を示したプリントを配布します。
【事前準備学習】
シラバスを読み、その回の授業内容を把握してから受講してください。
講義内容は第1回から関連していますので、復習してから受講するようにしてください。普段から自身の食事や食生活を振り返り、授業の内容を自身と比較することにより理解を深めましょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『大学で学ぶ食生活と健康のきほん』 吉澤みな子、武智多与理、百木和著 化学同人 2018 『ニュービジュアル家庭科 資料+成分表2020』 実教出版編集部著 実教出版 2020 示した参考書以外に、手元に家庭科の教科書などがあれば参考にしてください。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験、小テスト、授業態度より総合的に評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 健康の概要 | |
2 | 栄養素の特徴(炭水化物・糖質) | |
3 | 栄養素の特徴(たんぱく質・脂質) | |
4 | 栄養素の特徴(ビタミン・ミネラル) | |
5 | 栄養素の消化・吸収・代謝 | |
6 | 食事摂取基準、食事パターン | |
7 | 食品と食品群 | |
8 | 小テスト,まとめ | |
9 | 食品の機能性(おいしさ) | |
10 | 食品の機能性(機能) | |
11 | ライフステージと栄養(乳児期~青年期) | |
12 | ライフステージを栄養(成人期~高齢期) | |
13 | 体内時計と栄養 | |
14 | 特殊環境下における栄養 | |
15 | 栄養学の実生活への応用 | |
16 | 定期試験期間 | |