【講義概要】
現在、学校管理下における事故災害、児童生徒の交通事故、地震等の自然災害の増加に加え、学校内外での児童生徒の犯罪被害等も増えてきており、学校としての危機管理体制の整備が求められている。諸問題を理解し、安全な学びの場の確保について学ぶ。また、保健体育の授業(特に体育の授業)ではいつも安全配慮を求められる。児童生徒の発育発達および運動技能にふさわしい授業の組み立てや安全管理を学ぶ。
(DPの知識・技能の3と4、思考力・判断力・表現力の8、主体性・多様性・協同性の10と12)
【学習到達目標】
学校安全や危機管理の意義や目的を理解し、過去の事例などから今後の課題などを理解する。特にスポーツ場面における安全確保の方法(特に応急手当)について理解する。
【履修上の注意】
いつも子どもたちの健康や安全について考える姿勢を持って授業に臨んでください。
【事前準備学習】
自分の母校(小学校から高校まで)の安全上の配慮事項はどのようであったか,振り返ってください。新聞などで取り上げている学校現場における安全や衛生に関する話題に注目しましょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点、レポートおよび試験により総合的に評価する
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 学校安全・危機管理の概要 | |
2 | 子どもの発育発達と事故・傷害の特徴 | |
3 | 子どもが巻き込まれる事件・事故①(交通事故災害) | |
4 | 子どもが巻き込まれる事件・事故②(犯罪被害) | |
5 | 自然災害と学校(防災教育) | |
6 | 学校と地域との連携による安全管理(学校安全管理の実際) | |
7 | 学校環境衛生 | |
8 | 安全教育の内容と進め方学校安全管理の実際 | |
9 | 体育・スポーツ活動と負傷・障害 | |
10 | 保健体育の授業における安全管理と安全教育 | |
11 | 特別活動における安全指導 | |
12 | 応急手当の実際 | |
13 | 病気にかかわる危機管理 | |
14 | 感染症予防に関する学校の取り組み | |
15 | 学校おける事件・事故に対する法的対処 | |
16 | 定期試験期間 | |