【講義概要】
東南アジアの一国 フィリピン共和国に絞り、その国としての成り立ち、歴史、現在、経済の現状を見ていく。
私の担当する「現代アジア文化社会論」がフィリピンの文化、社会を中心に論じるが、アジア地域研究2の授業においては、フィリピンの政治・経済を中心に国の在り方、生き末を展望する。
【学習到達目標】
フィリピンの国の成り立ち、歴史を大まかにつかむ。
フィリピンの経済の現状を理解する。
フィリピンの展望を理解する。
【履修上の注意】
遠隔授業:Teamsを活用した双方向性を重視した授業で実施します。チームコードは831j7mlです。
まずTeamsを利用した授業を4回行う。その後は対面で行い、Teamsと交代交代で行う。
授業の5分前までにチームコードを入力しておくこと。毎回、ミニッツペーパーを提出してもらう。
参加を重視する。授業中は携帯電話使用を禁止。私語も慎むこと。
なるべく私の「現代アジア文化社会論」(秋学期)も併せて、履修していただきたい。
【事前準備学習】
フィリピンについて 関心をもってください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『フィリピンを知るための64章』 大野拓司他 明石書店 2016 『21世紀東南アジアの強権政治』 日下渉他 明石書店 2018 『フィリピンの地場産業ともう一つの発展論』 佐竹眞明 明石書店 1998 『貧困の社会構造分析ーなぜフィリピンは貧困を克服できないのか』 太田和宏 法律文化社 2018 『フィリピンのことがマンガで3時間でわかる本』 鈴木絋司 阪本直弥 アスカ 2014 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点 ミニッツペーパー レポートを総合評価
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | フィリピン イントロ | |
2 | フィリピン社会 格差社会 貧困率 | |
3 | 映画 バスラ | |
4 | フィリピンという国 成り立ち1(国名の由来) スペイン植民地化ー文化、経済 | |
5 | 2 アメリカ時代 ”little brown Americans” 英語エリートの形成 | |
6 | 3 日本占領 フィリピンのエリートはどう抵抗・対応したか | |
7 | 4 独立 | |
8 | フィリピンの現状 ドゥテルテ政権 | |
9 | 経済の実情 | |
10 | 中小企業 地場産業の役割 | |
11 | 貧困と市民社会 | |
12 | インフォーマル経済 | |
13 | 家族・親族の生存戦略 | |
14 | まとめ なぜフィリピンの貧困はなくなりにくいか どうすればいいのか | |
15 | どうすればいいのか(発展論) | |
16 | 試験(レポート) | |