【講義概要】
「総合的な学習の時間」についての理解を深め、学習指導計画が立案でき授業が実施できるよう、①理論の検討、②実践事例の検討、③教材開発、④学習指導計画立案、⑤発表、⑥模擬授業の実施と振り返りを行う。
【学習到達目標】
①総合的な学習の時間の実践をもとに、学ぶ意義を理解する。
②学習指導要領より、目標、内容、方法、評価について理解する。
③実践より、教材と学習過程について理解・考察を深める。
④教材開発ができる。
⑤学習指導計画を立案できる。
⑥学習指導計画にもとづいて模擬授業が行え、振り返りができる。
【履修上の注意】
本講は小集団による討議を重視した授業展開を特徴とする。
様々な事情により、方法を変更したり、併用したりすることがある。
履修登録後、速やかに招待コードを利用してTEAMSに登録すること、【招待コード z0ulrfg】
第1回目の講義に間に合うように登録しないと、直前では反映されません。
【事前準備学習】
学習指導要領の「総合的な学習の時間編」を通して、具体的な課題意識の掘り起こしを行う。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『特に指定しません』 |
参考書 | 『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(小学校編)』 文部科学省 教育出版 2010 『今、求められる力を高める総合的な学習の時間の展開(中学校編)』 文部科学省 教育出版 2010 『小学校学習指導要領解説「総合的な学習の時間編」』 文部科学省 東洋館出版 2018 『中学校学習指導要領解説「総合的な学習の時間編」』 文部科学省 東山書房 2018 『総合的な学習の時間の指導法』 村川雅弘ら 日本文教出版 2018 『総合学習とアート』 高橋陽一ら 武蔵野美術大学出版局 2019 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果、ワーク・コメントシートの内容、グループワークへの参加、指導計画の内容、発表、模擬授業などから総合的に評価する。
【フィードバック】 ワークシートや課題の内容については、授業後すみやかに評価して、次の授業で、よい事例と改善点を説明する。模擬授業についてもコメントし、受講生にもコメントしてもらう。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 総合的な学習の時間の歴史と今日的な意義 | |
3 | 総合的な学習の時間の目標と内容 | |
4 | 総合的な学習の時間の特質 | |
5 | 総合的な学習の時間と教科の関連 | |
6 | 総合的な学習の時間と特別活動との関連 | |
7 | 総合的な学習の時間と道徳科との関連 | |
8 | 総合的な学習の時間とカリキュラムマネジメント | |
9 | 「主体的・対話的で深い学び」の授業づくり | |
10 | 総合的な学習の時間の指導法の実際 | |
11 | 考えるための技法(思考スキル)の活用 | |
12 | 総合的な学習の時間とプレゼンテーションおよび情報発信 | |
13 | 総合的な学習の時間におけるICT活用とプログラミング学習 | |
14 | 総合的な学習の時間における評価 | |
15 | 総合的な学習の時間の課題と展望 | |
16 | 定期試験期間 | |