【講義概要】
従来、出版市場、音楽市場、映画市場、放送市場はそれぞれ、市場流通の仕組みと供にビジネスモデルを構築し、様々なコンテンツを世に送り出してきた。その後、インターネット技術が世界的に普及したことは、コンテンツの利用デバイス、入手手段、利用形態、利用シーンにおいて、既存のビジネスモデルに大きな影響を与えることとなった。特に、Apple社のiTunesや、AmazonのKindleを軸としたコンテンツのデジタル配信モデル、そして、ネットフリックス、HuluなどのSVOD企業の台頭によるコンテンツの制作モデルの革新も含めたあらたな流通形態が、コンテンツ制作の在り方そのものにも変化をもたらすこととなった。
本講義では、従来型のコンテンツビジネスから現在に至るコンテンツビジネスの在り方に至るまでを俯瞰的に学ぶ。
【学習到達目標】
大きく変化を迎えているコンテンツビジネスの世界について、1)ビジネスの仕組みを理解すること、2)従来市場と比較したうえで、課題を理解すること、3)今後のビジネスモデルを展望すること、以上3 点の基礎的な事項を理解することを学習到達目標とする。
【履修上の注意】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
・本講義の非対面授業週についてはMicrosoft Teamsを使用ます。
チームコードは別途連絡を行います。
【事前準備学習】
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点と提出されたレポート評価および試験(授業内容確認テストの成績も含む)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | コンテンツビジネスの概況 | |
2 | 情報ネットワークによる革新 | |
3 | 出版市場の概況 | |
4 | 音楽市場の概況 | |
5 | 映画市場の概況 | |
6 | 放送市場の概況 | |
7 | ネットワークによる流通形態の変化 | |
8 | 広告モデルと課金モデル | |
9 | 中間確認課題 | |
10 | 端末を中心としたビジネス | |
11 | ネットワークを中心としたビジネス | |
12 | コンテンツ・アプリを中心としたビジネス | |
13 | Appleの台頭と市場に与えた変化 | |
14 | ネットフリックスの台頭と市場に与えた変化 | |
15 | 講義内容の総括 | |
16 | 定期試験期間 | |