【講義概要】
スポーツ選手は競技力向上や強い体作りにはトレーニングだけではなく、栄養管理も必要不可欠である。私たちのからだは食べたものから出来ており、食品や量、タイミング、状況や目的に合わせた食事をすることによりアスリートのパフォーマンスや体格等に影響するため食事はとても重要である。この授業では食事や栄養の役割、重要性を理解し、実践も取り入れ、競技スポーツにおける栄養学の知識を習得するとともに、競技者やスポーツ指導者、教員としてアドバイスできる能力、自己管理できる能力を身につけることをねらいとする。
【学習到達目標】
・スポーツと食事の関連性や重要性を理解し、説明できる。
・食事や栄養学、自身の食生活などについて興味を持ち、考えることができる。
・目的に合わせた献立作成、食事のとり方などを実践的な知識や技術を身につけ説明できる。
【履修上の注意】
・毎回プリントを配信。
・実践的内容も取り入れるため、メニュー作成などの演習も行っていく。
・全授業の3分の2以上出席すること。
※状況によっては遠隔授業(CCSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出))で実施する場合がある。
※諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法について変更する場合があります。
【事前準備学習】
・復習をし、授業内容や出てきたキーワードについて理解しておくこと。
・次の授業範囲を予習し、専門用語の意味や前回の授業内容を理解しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
毎講義での課題(問題やレポート)(40%)、筆記試験(60%)を合計して評価する。
フィードバックについて
・レポート以外の毎授業での課題については、フィードバックは行う予定。
・レポートと筆記試験はフィードバックは行わない。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | スポーツ栄養学概要、スポーツと栄養①:五大栄養素、糖質、食物繊維 | |
2 | スポーツと栄養②:脂質、たんぱく質 | |
3 | スポーツと栄養③:ビタミン、ミネラル | |
4 | 食事の基本型 | |
5 | アスリートの栄養アセスメント:身体組成・計測、エネルギー必要量、エネルギー消費量 | |
6 | 目的別食事計画①:増量 | |
7 | 目的別食事計画②:減量 | |
8 | 目的別食事計画③:持久力 | |
9 | 試合食①:試合前、当日 | |
10 | 試合食②:試合後、遠征時 | |
11 | 水分補給 | |
12 | エネルギーや栄養素の過不足①:エネルギー、三大栄養素の過不足による影響 | |
13 | エネルギーや栄養素の過不足②:貧血 | |
14 | エネルギーや栄養素の過不足②:骨障害 | |
15 | サプリメント | |
16 | 定期試験期間 | |