【講義概要】
学校保健は教育の場で実際行われる健康活動であり、幼稚園・保育園から大学までの各成長過程に応じた支援が必要となる。現代社会における子どもの健康問題や具体的な事例をふまえつつ、疾病予防、健康の保持増進、事故発生予防及び安全確保等について理解する。
さらに、現在及び将来において、心の健康問題が深刻化すると予見されることから、そのような状況下での教職員の取り組みも理解する。
【学習到達目標】
学校教育全般に関する保健についての基礎知識や理念等を理解し、学校現場において健康教育のリーダーとして貢献できる能力や態度を養うことを目標とする。また、学校安全に関する基礎知識や配慮の重要性についても理解する。
【履修上の注意】
学校における健康問題に関する情報に目を向け、常に興味・関心を持つこと。そして、それらの課題に対し、教師として児童・生徒へどのような働きかけ、指導・支援を行ったらよいのかを自分自身の意見を持つこと。
【事前準備学習】
事前に各講義に関する内容を下調べしておくこと。その際、関連する健康問題も列挙すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | なし |
参考書 | なし |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
講義中に提示する課題 15%
中間試験 25%
期末試験 60%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション、学校保健の概要 | |
2 | 学校保健の実際-保健主事の役割 | |
3 | 学校保健の実際-学校保健安全計画の立案・実施 | |
4 | 学校保健組織活動、学校保健委員会 | |
5 | 保健室の機能と役割 | |
6 | 児童・生徒の健康診断 | |
7 | 就学時の健康診断、職員の健康診断 | |
8 | 健康観察、健康相談、健康相談活動 | |
9 | 学校安全、中間試験 | |
10 | 精神保健 | |
11 | 自然災害、自然災害への対策・対処 | |
12 | 感染症 | |
13 | 喫煙防止教育 | |
14 | 休養と睡眠 | |
15 | 学校保健の今後の課題 | |
16 | 定期試験期間 | |