【講義概要】
国際協力基礎演習1では、学生が3・4年次の専門演習に進んだ際に必要となるアカデミック・スキルの基礎を習得することを目指す。具体的な活動としては、個人・ペア・グループ単位で文献講読や意見の発表、議論、調査などの活動を行うことによって、発表・表現(レポート・論文作成、プレゼンテーション作成など)の表現技術を鍛えるとともに、技能の充実を図る。内容面では、国際協力や異文化理解、多文化社会などに関する題材を取り扱い、国際社会の一員として、地域の課題や地球的課題に対して主体的に考え活動に取り組むための下地をつくることをねらう。
【学習到達目標】
・私たちの住む地球・地域がどのような問題を抱えているかを説明することができる。
・社会課題をテーマとした議論に参加し、自身の意見を発表できる。
・自己の意見を的確に表現するための技能を習得し、それを適宜用いることができる。
・目的に応じた適切な調査方法を用いることができる。
・調査・研究結果を文章でまとめるとともに、その内容をプレゼンテーションやポスターによって他者に発表できる。
【履修上の注意】
Teamsチームコード:2j2b3gk
この授業は、授業内活動を重視するので、単に出席するだけでなく、活動へ積極的に参加することを求める。
【事前準備学習】
授業ではPCを用いるので、使えるよう準備しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 1年次で使用した「スタンダード 基礎セミナー」テキストを持参のこと。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業内活動への参加状況、提出・作成課題の内容等を総合的に判断して評価を行う。なお、5回以上欠席した場合は失格とする。また、活動に応じて学生同士による相互評価(peer evaluation)を取り入れることがある。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 【問題の所在】SDGsを参照しながら、私たちの社会にある問題を見つけよう | |
3 | 【問題の所在】関心のあるテーマを選び、情報を集めよう | |
4 | 【文献研究1】すでに発表されている文献・論文を探してみよう | |
5 | 【文献研究2】文献・論文に書かれていることを整理しよう | |
6 | 【課題の設定】課題を明確にし、問い(リサーチクエスチョン)を立てよう | |
7 | 【調査1】適切な調査方法を検討しよう | |
8 | 【調査2】調査活動を始めよう | |
9 | 【調査3】得られた資料を整理しよう | |
10 | 【ポスターセッション1】成果をポスターにまとめよう | |
11 | 【ポスターセッション2】ポスターを相互評価しよう | |
12 | 【論文作成1】論文の構成を考えよう | |
13 | 【論文作成2】研究成果を文書にまとめよう | |
14 | 【論文作成3】論文を仕上げよう | |
15 | 【論文講評会】論文を相互評価しよう | |
16 | 定期試験期間 | |