名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限【教養】経済学春A瀬戸 21黒田 知宏AO1307

【授業情報】

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講義概要

現代社会のしくみを理解するためには、立法を司る政府と法のもとに行動する民間(企業や個人)という構造を理解する必要がある。
個人の行動原理は「インセンティブにもとづく」という一言で説明ができる。
もしもある行動が政府から見て好ましくない場合には、大抵の場合、インセンティブの欠如が原因である。
この講義では、現代社会で起きている様々な社会問題を、経済学のキーワードを使って紐解いていく。
この講義で扱うキーワードは以下の通りである。

・インセンティブ
・需要と供給、市場メカニズム
・外部性
・公共財
・情報の非対称性
・モラルハザード
・生産性
・貿易の利益
・機会費用
など…



【学習到達目標】

・インセンティブが欠けると何が問題かが説明できる
・市場経済における政府の役割が何かが説明できる
・自由貿易がもたらす良いことと悪い事を説明できる



履修上の注意

経済学のどこが面白いのかに注意して講義を聞いて下さい。
この授業では、大学全体の授業運営方針に従って、毎回対面授業で進めていきますが、社会状況の変化に応じて変更がある可能性があります。オンライン授業を活用する必要がある場合には、Teamsで実施します。
5月13日(木)から5月30日(日)までは全学でオンライン授業になりました。
Teamsのクラスコードは
whht4mr
となります。



【事前準備学習】

新聞などニュース媒体を事前によく読み込んでおくこと。
各回に示される現実の社会問題の事例について、より最近のニュースから探して当てはめる作業をすること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『経済学をまる裸にする 本当はこんなに面白い』 チャールズ・ウィーラン (著), 山形 浩生 (翻訳), 守岡 桜 (翻訳) 日本経済新聞出版社 2014
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

期末テストによって評価します。
テストとは別に課題レポートを出すことがあります。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1なぜ経済学を学ぶ必要があるのかhttp://prezi.com/iubvcllse_ih/?utm_campaign=share&utm_medium=copy
2市場の力:市場経済がなぜ優れているのかhttp://prezi.com/w27ko8xxc24o/?utm_campaign=share&utm_medium=copy
3インセンティブの重要性
4政府と経済の関わり:外部性・公共財
5政府と経済の関わり:規制が必要な場合と規制緩和が可能な場合
6情報の経済学:マクドナルドが流行るのはおいしいからではない
7生産性と人的資本:なぜビル・ゲイツは大金持ちなのか
8金融市場:手っ取り早く金持ちになる方法(と、ダイエット!)の経済学
9利益団体の力:経済学と政治の関わり
10スコアをつける:我が国とあなたの国ではどちらの経済が大きいの?http://stats.oecd.org//Index.aspx?QueryId=69379
11中央銀行:なぜ紙幣はただの紙切れではないのか
12国際経済学:すてきなアイスランドやギリシャが破綻した理由
13貿易とグローバリゼーション:推進派とアンチグローバル派
14開発経済学:国富と貧困
15総括およびディスカッション
16定期試験