名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限キャリアデザイン2b秋A名古屋 22江利川 良枝AU2302

【授業情報】

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講義概要

本科目では、春学期の「キャリアデザイン2a」で学んだことを前提に、「大学生のエンプロイアビリティ」について学びます。

「エンプロイアビリティ」とは、「雇用される(され続ける)力」を意味する言葉で、とくに大学生に関しては「学生が卒業後自らの素質を向上させ、社会的・職業的自立を図るために必要な能力」だとされています。大学生がそのスキルを試される大きな機会の1つに「企業インターンシップ」があります。本科目では、インターンシップ参加に向けて、必要な知識とスキルの寛容を図ります。

(a) 文書による自己表現:応募書類の作成実習をとおして、第三者(あなたのことを知らない人)にあなたの「人となり」を的確に伝える文書作成について学びます。

(b) 「傾聴力」と「質問力」:身近な社会人へのインタビューを題材にして、キャリア選択について理解を深めるとともに、しっかりと相手の話を聴く「傾聴力」と、知りたい情報を的確に聴き出す「質問力」について学びます。

(c) インターンシップ応募の現状:インターンシップでも問われる基礎学力や、企業社会からのニーズについて学びます。

(d) 面接による自己表現::コロナ禍以降、従来型の対面の面接のみならず、オンライン面接や、面接に替わる手段として自撮り動画などの新しい形式も普及しつつあります。そのような機会に、あなたの「人となり」を的確に伝えるための態度や話し方を学びます。g



【学習到達目標】

本授業では、2年次終了時以降の「企業インターンシップ応募時」を想定し、それに際して以下のような能力が発揮できることを目標とします。
➀自分の「人となり」を的確に伝える文書を作成することができる。
➁面接場面において、自分の「人となり」を適切に表現することができる。
③傾聴や質問のポイントを理解し、それを実践することができる。
④インターンシップの現状について概要を説明することができる。
⑤選抜を通過するために必要な基礎学力(とくに計数能力)を有している。



履修上の注意

①この授業の遠隔授業回では、CCSを活用したオンデマンド型授業を行います。また、必要に応じて、Teamsを併用する場合もあります。
②毎週の授業時間以外にも、担当教員から重要な授業連絡が送信される場合があります。CCSをこまめに確認するようにしてください。



【事前準備学習】

コロナ禍の中で、社会がどのように変化していっているのか、注意深く情報収集してみましょう。
例えば、就職活動を経験した先輩や兄姉、親戚の話、ご家族の仕事の話、またマスコミ報道などは皆さんのキャリアデザインのための有益な情報にもなるでしょう。
また、授業内で紹介する動画や書籍なども参考にしてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

 以下の①②③④の合計を100点満点として、このうち60点以上を合格とします。本科目では、全学部の共通科目として、基本的には共通の方法で評価をおこないます。ただし、①については、学部学科やクラスの特性に応じた内訳で評価します。詳細は初回オリエンテーション時に説明しますので、注意深く確認するようにしてください。

①クラス課題点50点、②共通課題点20点、③NGUドリル点20点、④平常点10点

なお、欠席が6回に達した時点で確実に「失格」とします。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション
2大学生のエンプロイアビリティa:文書による自己表現(基礎)
3大学生のエンプロイアビリティa:文書による自己表現(応用)
4大学生のエンプロイアビリティa:文書による自己表現(発展)
5大学生のエンプロイアビリティa:文書による自己表現(実践)
6大学生のエンプロイアビリティb:「傾聴力」と「質問力」(基礎)
7大学生のエンプロイアビリティb:「傾聴力」と「質問力」(応用)
8大学生のエンプロイアビリティb:「傾聴力」と「質問力」(実践)
9大学生のエンプロイアビリティc:インターンシップ応募の現状(基礎学力)
10大学生のエンプロイアビリティc:インターンシップ応募の現状(社会・組織のニーズ)
11大学生のエンプロイアビリティd:面接による自己表現(基礎)
12大学生のエンプロイアビリティd:面接による自己表現(応用)
13大学生のエンプロイアビリティd:面接による自己表現(実践)
143年次からのキャリアデザイン
15総括
16定期試験期