【講義概要】
世界規模の社会基盤である情報ネットワークは社会を大きく変えつつある。その仕組みを理解せずに情報ネットワークを有益に使いこなすことはできない。本講義では技術的側面の学習をするとともに、情報社会やプライバシーなどの社会的側面についても並行して学習する。
(1)情報の生成
情報とはということと、単なるデータがどのようにして情報となるのか、情報を処理するとはどのようなことかなどについての説明を行なう。
(2)情報の表現
情報を扱うためには、その内容が文字、数値、図形など何らかの形でまとめられて表現される必要がある。またこの文字、数値、図形がコンピュータで扱われる場合には、コンピュータで処理できる型に変換されることになる。このような情報がどのように表現され処理されるかを説明する。
(3)情報の受発信
インターネットを中心として情報の受発信ということを考える。ホームページ、メール等の仕組みを理解し、どのように発信したい情報を生成し、発信するようにするとよいかを考える。
(3)情報の交換
情報を共有するために、ネットワーク内の多数のコンピュータを接続し、その間でデータの交換を行うようなシステムが使用されている。このコンピュータネットワークを使用して情報を交換するための機器、ソフトとしてどのようなものがあり、それをどのように利用するかについての説明を行う。
【学習到達目標】
目標は情報ネットワークを利用した様々な問題に対処できるようにすることである。
【履修上の注意】
この授業は、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業を、アプリケーションによるTV会議システム(Teams等)を使用して実施します。
【水1伊藤】 情報ネットワーク論
Teamsの招待コード: sembcil
なお、テーマごとに実際の事例を紹介しながら講義していくため、高い出席率とともに積極的な授業参加を求める。
【事前準備学習】
講義ごとに告知される次回テーマについて、文献およびインターネットを用いて基礎的知識を高めておくよう、各人が事前準備しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 講義テーマに即した参考書を各回にて紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点40% 期末テスト40% レポート20%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 情報ネットワーク論・ガイダンス | |
2 | 情報ネットワークの歴史 | |
3 | ユーザインターフェイス | |
4 | 情報とコミュニケーション | |
5 | 情報ネットワークの通信プロトコル | |
6 | 情報ネットワークの仕組み | |
7 | インターネットの仕組みと効果的な利用法 | |
8 | 企業活動と情報システム | |
9 | 情報ネットワークと産業構造の変化 | |
10 | メディア産業の変化 出版業界 | |
11 | メディア産業の変化 新聞業界 | |
12 | メディア産業の変化 テレビ・ラジオ業界 | |
13 | メディア産業の変化 音楽業界 | |
14 | 情報ネットワークが変えてゆく社会 -名古屋市を事例とした考察- | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |