名古屋学院大学シラバス


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シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限国際経済学1秋A名古屋 22黒田 知宏EK2316

【授業情報】

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講義概要

 世の中に流通している者のほとんどは中国製です。日本のスーパーマーケットには中国製の商品が普通に並んでいます。しかし、イギリスのスーパーマーケットでは中国製のものをあまり見かけません。そのかわりに、トルコやハンガリー、バングラデシュのものをよく見かけます。なぜあるものは自国製で、またあるものは外国製なのでしょうか?また、外国製の場合、どんな理由で生産拠点が決まっているのでしょうか?国際経済学はこうした問題を扱う為に、比較優位という概念を用いて説明します。

 また、アメリカのFRBが利上げを発表すると、ドルが強くなる反面、円安が進みます。逆に、欧州経済が不安定になったり、ドイツの株価の大きな下落がニュースで伝えられるとユーロが売られる反面、円高に推移します。このように、円の相対的な強さは日本だけの状況ではなく、海外の経済状況にかなり影響を受けます。国際経済学はこのような為替レートの問題を扱うために、購買力平価・金利平価という概念を用意しています。

 本講義の導入編にあたる,国際経済学入門(春学期)においては,国際経済の問題とはどのような問題か,また世界の貿易はどのように行われているか、を見てきました.本講義は貿易理論にやや重点を置いて、貿易がなぜおこるのか、また様々な貿易政策が経済に与える効果について、
・自由貿易からの利益
・貿易政策のもたらす効果
を確認したうえで、経済状況に応じてどのような政策が望ましいのか、という点まで踏み込みます。また、国際マクロ経済学の範囲では、中央銀行の金融政策や為替介入の効果について説明する予定です。

この科目は、経済学部のディプロマポリシー(DP)のうち、知識と技能(1)経済社会が抱える様々な課題に対する関心と問題意識(2)経済学の基礎的専門知識や分析ツールの2つを身に付けさせることを目的としています。また、カリキュラムポリシー(CP)の教育内容に記載されている「学科展開科目」の一つです。



【学習到達目標】

ミクロ・マクロ経済学で学んだツールを開放経済に応用することができる.
貿易自由化や通商摩擦に対して、メリットとデメリットに分けて評価を与えられる.
金融政策が為替レートに与える影響を説明できる。



履修上の注意

この講義では、大学全体の授業運営方針に従って、対面授業とオンライン授業を織り交ぜた形式で進めていきます。
オンライン授業では、CCSとTeamsを併用します。
・PCからCCSを毎日欠かさず閲覧し、連絡情報をスマートフォンでも受け取れるようにしておくこと。
・マイクロソフトTEAMSアプリで講義クラスチームに参加しておくこと。参加用のチームコードはukqbcp9

ライブ配信ではありませんが、
9:00 - 10:00 授業動画のリンクをTEAMSクラスチームの授業日チャンネルに貼り付けます。授業動画を見てから、Formsのチェックテストを受けてください。
10:00 - 10:30 授業日チャンネルにフォローアップ用の会議が用意されているので、相談・質問をライブチャット形式で30分間行います。(チャットへの参加は任意です)
授業内容に関連する宿題を出す場合があります。



【事前準備学習】

トイストーリー3を見ておいてください。
現実の国際経済から目を離さない為にも、新聞を読むこと.
現実の経済問題と国際経済学との関係について考えること.
為替と株の値動きに注目すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『基本講義 国際経済学』 黒田知宏 新生社 刊行未定
『入門・国際経済学』 石井安憲,清野一治他 有斐閣 1999
『サクッとわかる図解国際経済のしくみ』 清野一治 監修 PHP文庫 2005
『ゼミナール国際経済入門 改訂第3版』 伊藤元重 日本経済新聞社 2005
『国際経済学』 阿部顕三・遠藤正寛 有斐閣アルマ 2012
『不公正貿易報告書』 経済産業省 通商政策局 財団法人 経済産業調査会 2014
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

(1)試験100点
(2)平常点(課題提出、小テストなど)
最終成績は
(1)と(2)を総合して評価します。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1講義ガイダンス,一般均衡の準備
2【Ⅰ.貿易の源泉】 --- リカードの数値例, 生産性の違いと貿易パターン
3--- 国際相対価格の決定(相対需要と相対供給)
4--- 自由貿易と相対賃金,国際相対価格と国際相対賃金
5--- 多数財の貿易パターン,相対賃金と相対的生産性と貿易パターン
6--- 比較優位と競争力,採算為替レートと貿易パターン
7【Ⅱ.貿易政策】 --- 自由貿易の利益(輸入国、輸出国の場合)
8--- 輸入関税の効果(余剰分析の応用)
9--- 輸入数量割当の効果(余剰分析の応用)
10--- バグワティの政策割当定理
11--- 【Ⅲ.国際マクロ経済】 ---購買力平価と為替相場,ビッグマック指数
12金利平価と裁定条件,オーバー・シューティング
13実質為替レートと実質実効為替レート
14為替安定化政策,金融政策,為替介入
15これまでの総括及び最新の国際経済トピックの解説
16定期試験期間


【リンク】


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