名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限イノベーション論秋A名古屋 23杉浦 礼子CT3317

【授業情報】

表示する



講義概要

本講義は商学部経営情報学科のディプロマ・ポリシー【知識・技能】のうち「商学・経営学・会計学における高度な学術理論およびその実践について学修し、企業や産業が直面する問題の本質を正しく理解することができる」、「修得した知識や技能を活用して、商学・企業経営に関する諸問題に対する解決策を探求する能力を身に付けることができる」、および、【主体性・多様性・協働性】のうち、「産業および企業経営の持続的成長が社会経済の健全な発展に大きく影響を与えることを自覚して、商学・企業経営に関する多様な理論・実践を学修し、それらを組み合わせて問題解決する能力を身に付けることができる」能力の育成を目的とします。を主な目的としています。

イノベーションとは、技術革新のみを指すものではありません。
イノベーションとは、製品・サービスなどのプロダクト・イノベーション、流通や販売などにおけるプロセス・イノベーションなどにより、これまでにない新たな価値を創造することで、地域・企業・人などを豊かにします。
本講義では、代表的な先行研究におけるイノベーションの定義を学ぶことでイノベーションの概念を理解します。
また、イノベーションを実現するイノベーション戦略、イノベーション・マネジネントの重要性や意義について、学外よりお招きした講師による講演を交えながら学びます。

この科目を受講し、経済社会の各分野において革新を担うことができる人材に成長することを期待します。

※COC地域志向科目



【学習到達目標】

・イノベーションに関する先行研究の内容や基本的な用語を理解できている。
・イノベーションを実現するための戦略の概要を理解できている。
・地域や産業、組織等が抱える課題を発見し、革新する意欲・思考を身につけている。
・イノベーションを目指し主体的に行動し、実社会に応用することができる。



履修上の注意

【授業の進め方について】
*この授業は、しばらくは非対面授業とし、その後、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施
 非対面授業はMicrosoftTeamsおよびCCSを活用した双方向講義を実施する
・学修成果を確認するために定期的にCCSへの提出物を求める
・学修成果を確認するために講義の都度振り返り小テストを実施する

【Teamsの招待コード】 
30b14fj

【受講姿勢について】
・ 出席が 11 回以上確認できた受講生のみ受験資格を与える
・ イノベーション論に関する講演に参加すること
・ 自筆のノートを作成すること




【事前準備学習】

日頃より、地域の課題を発見する意識を持つこと。
次回講義に関する事柄について、調べ学習をして講義に参加すること。
受講後は復習をおこない、振り返り小テスト等に備えること。
振り返り小テスト実施の都度、正解を解説するフィードバックの時間を確保する。

本科目(2単位)を取得するためには、1講義につき合計6時間の学修時間を要すため、講義毎、事前・事後の学修時間を確保すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』 近能善範/高井文子 新世社 2010
『イノベーション・マネジネント入門』 一橋大学イノベーション研究センター 日本経済新聞社 2001
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

筆記試験 60%、提出物25%、授業への取り組み姿勢 15%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション
2イノベーション論の変遷
3イノベーション・マネジメント
4イノベーションのプロセス
5イノベーションの普及
6イノベーションのパターン
7キャズム理論
8イノベーションのジレンマ
9オープン・イノベーション
10デジタル・イノベーション実践
11両利きの経営
12イノベーション・マネジネント実践
13プロセス・イノベーション実践
14マーケティングとイノベーション
15まとめ
16定期試験期間