名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
集中 教育実習1(小学校、インターンシップを含む)集秋瀬戸 13谷口 他SM3317

【授業情報】

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講義概要

教育実習は、学生諸君がこれまで大学で学んできた一般教養、専門教養、教職教養の成果を実習校での教育活動に参加することによって、とりわけ実際に教壇に立って授業を行う本実習によって実証研究することが目的である。将来教員として生きようとする学生諸君にとって、教育実習は、教師の仕事の難しさや責任の重大さを自覚し、生徒の純粋さや教育のすばらしさを実感し、自分の知識や力量の不足を痛感するなどの経験を通して新たな研究への関心と意欲を生む貴重な機会となる。
 さて、教育実習は観察、参加、本実習に分けられる。観察においては、観察項目は多岐にわたるが、ただ単に漫然と眺めているのではなく、授業の導入の仕方はどうか、発問の仕方と生徒の反応はどうか、板書をどう工夫しているかなど、あらかじめ観点を定めて観察する必要がある。参加は、指導教諭の教育活動に助手的な立場で参加し、指導教諭の教育的意図を推測し生徒に対する教員のかかわり方を内側から理解することが目的であり、実際に授業をする準備段階としての実践的認識を深めることがねらいである。本実習は、実際に授業を担当する段階であり、教材研究を徹底して行うとともに自己の持つ力量のすべてを出しきって真剣に取り組むことが重要である。
 教育実習は、大学の教室で授業を受けるのとは違い、これまで経験したことのない出来事が待ち受けている。それ故、不安と期待が錯綜していることであろう。しかし、真剣に取り組めば取り組むほど得る内容も大きく精神的財産となるので精一杯がんばってほしい。
 また、多くの県では、教育実習を受け入れるに当たって、原則として実習を行う年度の教員採用試験を受験することを前提にしている。実習生としての心がまえができていれば、すでに教員になることを心に決めており、その実現のために教員採用試験に向けて着々と準備をしているはずだ、との考えがあるからであろう。



【学習到達目標】

 この教育実習の経験を通して、教員の使命とは何か、生徒の個性を理解するとはどのようなことか、生徒の成長・発達を支援するとはどのようなことか、また自分の教師としての適性の有無はどうかということなどについて主体的に理解することを目標とする。



履修上の注意

 教育実習事前・直前指導において詳しく説明する



【事前準備学習】

 教育実習において自分が担当する単元について事前に十分に勉強をしておくこと
 学習指導要領の「総則」、「担当教科」、「総合的な学習の時間」、「特別活動」の箇所を事前によく読んでおくこと
 また、これらの「学習指導要領解説」についても事前によく読んでおくこと



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『名古屋学院大学 教育実習の手引き』 名古屋学院大学教職センター幼小部会
参考書『『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』およびハンドブックに記載してある参考書』
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

 教育実習校の成績報告を踏まえて名古屋学院大学教職センター幼小部会の議を経て決定する



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1観察(学校の教育目標、教職員の組織と職務等々)
2観察(生徒数と学級編成、諸規則等々)
3観察(学級目標、学級経営、生徒の活動の様子等々)
4観察(教師の授業の様子、指導計画の立て方等々)
5観察(クラブ活動・部活動等々)
6観察・参加(学級経営への参加等々)
7観察・参加(授業への参加等々)
8観察・参加(授業への参加等々)
9観察・参加(生徒指導への参加等々)
10観察・参加(部活動、生徒会活動への参加等々)
11観察・参加・本実習(観察・参加を継続)
12観察・参加・本実習(観察・参加を継続)
13観察・参加・本実習(観察・参加を継続)
14観察・参加・本実習(観察・参加を継続)
15観察・参加・本実習(観察・参加を継続)
16教育実習事後指導