【講義概要】
国際協力基礎演習2では、国際協力基礎演習1とともに、学生が3・4年次の専門演習に進んだ際に必要となるアカデミック・スキルの基礎を習得することを目指す。活動内容としては、個人・ペア・グループ単位で文献講読や意見の発表、議論、調査などの活動を行うことによって、発表・表現(レポート・論文作成、プレゼンテーション作成など)の表現技術を鍛えるとともに、技能の充実を図る。内容面では、国際協力や異文化理解、多文化社会などに関する題材を取り扱い、国際社会の一員として、地域の課題や地球的課題に対して主体的に考え活動に取り組むための下地をつくることをねらう。
【学習到達目標】
・私たちの住む地球・地域がどのような問題を抱えているかを説明することができる。
・社会課題をテーマとした議論に参加し、自身の意見を発表できる。
・自己の意見を的確に表現するための技能を習得し、それを適宜用いることができる。
・目的に応じた適切な調査方法を用いることができる。
・調査・研究結果を文章でまとめるとともに、その内容をプレゼンテーションやポスターによって他者に発表できる。
【履修上の注意】
毎回の授業に関する詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認してください。
この演習のクラスの仲間が、2年次秋学期の専門科目学習の基礎となります。したって、単なる仲良しグループではなく、共同作業で学習を進めるための仲間づくりが望まれます。
この授業は、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業を、アプリケーションによるTV会議システムを使用して実施します。初回授業までに必ずMicrosoft Teamsの授業用チームに参加してください。
Teamsの招待コード:blsibna
【事前準備学習】
授業には積極的に参加し、毎回、あらかじめの準備をしたうえでこの授業に臨めるよう事前学習・事後学習に努めてください。そのためには授業時間以外に、時間と場を設けてグループ学習を推進する必要があります。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | その都度必要な資料はCCSのボックスに添付されます。 授業中にペーパー配布される場合もあります。 |
参考書 | 『*UNDP人間開発レポート 最新版』 国連開発計画 国連開発計画 2019 年
その他、授業に必要な教材は、全部CCSの教材ボックスに掲載されます。 この授業は基本的にはぺーパーレスです。 予復習は、CCSに掲載されたパワーポイントや資料を参考にしてください。CCSの教材ボックスにはかならず目を通してください。 参考書や教科書は一生の財産です、大切に扱ってください。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業内活動への参加状況、提出・作成課題の内容等を総合的に判断して評価を行う。なお、5回以上欠席した場合は失格とする。また、活動に応じて学生同士による相互評価(peer evaluation)を取り入れることがある。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 秋季に関するオリエンテーション | |
2 | リサーチワークショップ1 目的設定 | |
3 | リサーチワークショップ2 データ収集分析 | |
4 | リサーチワークショップ3 結果と提言 | |
5 | 個人のリーサーチの中間報告 | |
6 | リーサーチ課題設定と作業の実践 | |
7 | 開発協力に携わる実践家の経験を聞く | |
8 | AUDIO VISUALデータを使用した研究 | |
9 | 参加型PRA ワークショップ基礎 (実際にPRAをおこなう) | |
10 | 参加型PRA ワークショップ発展 (実際にPRAをおこなう) | |
11 | 外国人の求める日本の国際協力1 ODAと国連の協力 | |
12 | 外国人の求める日本の国際協力2 民間の協力(企業のCSRとNGO) | |
13 | リサーチアウトラインの作成 | |
14 | 参加型の観察実習 | |
15 | 各自のリサーチ成果発表 | |
16 | 定期試験 | |