名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限マイノリティ論春A名古屋 22増田 あゆみWY2322

【授業情報】

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講義概要

本講義は、各国家および地域におけるマイノリティ(少数派)の人々についてを、国家政策との関係、社会での権力関係において、その社会的位置に主眼を置き、考察しようとするものである。対象とするマイノリティの人々は、民族的少数派に属する人々、およびマイノリティを社会的少数派ととらえることにより見えてくる社会的少数派の人々である。
社会で少数派であることが、何を意味するのか、「マイノリティ」であることによってこうむる社会的不利益を中心に現れる諸問題にみることによって、本質を探究していく。
講義においては、諸問題を見るときのメルクマークとして、「人権:人が人として尊厳をもって自由に生きる権利」を用い、明確な、考察を試みたい。
本講座は、本学部のディプロマポリシーである日本および世界各地の文化・歴史・社会・政治・経済などを学びグローバル社会における多文化理解を身に付け、共生可能な持続的社会形成のための思考、判断力を身に付けることを目指しています。



【学習到達目標】

マイノリティと国際社会の諸問題の関係の理解、およびさまざまな出来事に接した時に考えることができる力を養うこと



履修上の注意

積極的に講義を聞き、参加する姿勢が必要。レポート課題が数回あります。
非対面時は、CCSを活用した基本型授業と TV 会議システム(Teams 等)を併用して実施します。
Teams 参加コード:qoeh0kh



【事前準備学習】

前回までの講義の復習



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書用いない。レジュメを配布する。
参考書『人権で世界を変える30の方法』 ヒューマンライツ・ナウ 合同出版 2009年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

試験および課題提出による評価(課題提出の評価基準については、初回の講義で説明するので注意すること)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1講義「マイノリティ論」について
2「マイノリティ」の類型、社会問題、および「人権」について
3子ども
4女性
5戦時下の犠牲者
6少数派民族
7先住民
8貧困
9軍事的独裁
10テロと反テロ政策
11労働者
12「人権」:人権侵害とは?
13政府と国際機関の取り組み
14人権擁護運動について
15人権を考えるとはどういうことか
16定期試験期間