名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限(再)保育内容指導法(言葉)秋A瀬戸 22滝浪・ 古川SM2115

【授業情報】

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講義概要

 本授業では幼稚園における保育内容の領域「言葉」の基礎的な知識と指導法について学ぶ。
 授業の前半は,胎児期から幼児期までの言語発達を,その段階に沿って言葉の現象をたどり、その発達過程を概観する。続いて,乳幼児の言葉の現象とその対応のポイント,そして乳幼児の言葉の障がい,保幼小の言葉の連続性等,保育の場で起こる現代的な問題や課題へと広げる。後半は,具体的な指導法について,指導案を作成し,模擬保育として演習を通して学習する。




【学習到達目標】

 領域「言葉」についてのねらい・内容について学ぶ。幼稚園における「言葉」について、活動の内容・環境の構成・援助のあり方について学ぶ。



履修上の注意

 絵本の読書は,幼稚園の教員として必須の活動である。これを機会にできるだけたくさんの絵本に触れてほしい。本学の
図書館はまだ数が足りていないので,自宅近くの図書館で借りられるようにしておくとよい。ちなみに品野台小学校は地域の図書館も兼ねているので,曜日が決まっているが,閲覧,貸し出しが可能だと思う。 
 模擬保育が予定されているので,図画工作の道具を用意しておくこと。

 なお,非対面になった場合は,CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。
授業用チームの名称は,【木2 滝浪】保育内容指導法(言葉)



【事前準備学習】

 指導法を学ぶので,方法を知るだけなく,実際に何度か実践してみるとよい。特に「読み聞かせ」の絵本は,自分なりに読み聞かせとして得意な絵本として数冊決めておくとよい。また,授業で使った物は,現場でも活用できるので,丁寧に保存しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『「保育内容 ことば」』 成田徹男編 みらい 2018
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館 2008
『保育所保育指針解説書』 厚生労働省 フレーベル館 2008
『小学校学習指導要領解説 国語編』 文部科学省 東洋館出版 2017
 幼稚園要領と保育指針は,本科目以外でも使用すると思われるので,参考書としたが,必ず購入すること。テキストとして使用することもある。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

・筆記試験:授業で学んだ基礎的な用語や概念,言語発達の概要,指導法を理解している。50%
・模擬保育:グループで指導案を作成して,実践している。30%
・課題:絵本手帳を作り、絵本を20冊以上読めている。20%
以上により総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1言葉の機能
2言葉の発達(1)胎児期
3言葉の発達(2)乳児期
4言葉の発達(3)幼児前期
5言葉の発達(4)幼児後期と保幼小の連続性
6乳幼児の言葉の障がい
7領域「言葉」とは何か。(1)幼稚園教育要領
8領域「言葉」とは何か。(2)保育所保育指針
9.乳幼児の言葉の姿と対応のポイント(1)乳児期の言葉に関する教材研究
10.乳幼児の言葉の姿と対応のポイント(2)幼児期の言葉に関する教材研究
11言葉に関する指導案作成
12模擬保育:絵本(童話)の読みかたり/ストーリーテリング(おはなし)/わらべうたの実践と評価
13模擬保育:ペープサート・パネルシアター・劇あそびの実践と評価
14模擬保育:文字遊びの実践と評価
15総括と今後の課題
16定期試験実施確認