【講義概要】
特別活動は、子どもたちが学校生活の中で最も楽しみにしている教科外活動の代表であり、教育課程の一領域として位置づけられている。本講義では、特別活動の重要性と困難性を、教科書を元に学びを深めつつ、小集団演習を通して体験的に深めていきたい。
【学習到達目標】
・特別活動の意義や指導法について、小集団における検討を通して理解を深める。
・特別活動の3内容の現状と課題について、小集団検討を通して理解を深め、併せて活性化の具体的な提案を行うことができる。
【履修上の注意】
本講義は、4日間の集中講義である。小集団における演習を通して体験的に学びを深めていくことを目的としている関係上、できるだけ遅刻欠席のないように心掛けてほしい。
【事前準備学習】
少なくとも自身が将来教師として希望する校種の学習指導要領解説特別活動編に目を通しておくこと。可能な限り、他校種のものにも目を通しておくことが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『教師のための教育学シリーズ９ 特別活動改訂版総合的な学習（探究）の時間とともに』 林 尚示編著 学文社 2019年
「教科書」は、授業で活用しますので、指定図書として必ず購入してください。以下に示したURLにて学文社に連絡すると、直接購入できます。
URL https://www.gakubunsha.com/book/b474046.html |
| 参考書 | 犬塚文雄編（2013）『特別活動論』一藝社 |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
毎時間の振り返りレポート45%、集中講義最終レポート（55%）の比率で評価を行う。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 1： オリエンテーション・特別活動とは | |
| 2 | 2： 特別活動と学級活動・ホームルーム活動 | |
| 3 | ３：小学校の学級活動 | |
| 4 | ４：中学校の学級活動・高等学校のホームルーム活動 | |
| 5 | ５： 児童会活動・生徒会活動 目標と内容 | |
| 6 | ６： 児童会活動･生徒会活動 指導計画と評価 | |
| 7 | ７： クラブ活動・部活動 目標と意義 | |
| 8 | ８： クラブ活動・部活動 内容 | |
| 9 | ９： クラブ活動・部活動 内容の取り扱い及び評価 | |
| 10 | 10： 学校行事 指導及び指導計画 | |
| 11 | 11： 学校行事 内容の取扱い及び評価 | |
| 12 | 12：総合的な学習（探究）の時間の指導法及び原理 | |
| 13 | 13：総合的な学習（探究）の時間の事例及び指導計画の作成 | |
| 14 | 1４：総合的な学習（探究）の時間の単元計画と評価 | |
| 15 | 15：学校行事と総合的な探求の時間に関する高等学校の実践事例検討 | |
| 16 | 16： 最終レポート提出 | |