【講義概要】
この授業は、中国語の検定試験に堪える力を付けることを目標の一つとしますが、検定試験を受験しない場合でも、中国語のリスニング力や文章読解力などが付き、語彙も増えることを目指します。
授業として全員で共通のことをする場合以外は、履修者の各自のレベルや要望に合わせた素材を使用するので、自分のやり易いレベルや、目標とするレベルのもので学習する時間が多くなります。
単語の簡単なドリルや、文型のまとめ、ホームページ形式の「中国語の形」(1,2年の授業でも紹介したもの)や、eラーニング形式の問題も利用し、各人の状況にできるだけ合わせた授業をする予定です。
また、例えば、「読解力をつけたい希望が多い場合は読解練習を取り入れる」、あるいは「リスニング力を伸ばしたい希望が多ければ音声付きの教材で練習する」等、履修者の状況と要望に沿った内容を扱うことがあります。
なお、検定試験を受けるかどうかや、その結果(合否やスコア)は、この授業の成績には関係しませんから、中国語の力を伸ばしたいと思う人は受けてみて下さい。
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って外国語能力を伸ばすことを目指します。
【学習到達目標】
この授業では、中国語関係の検定試験について、内容を理解するとともに受験に堪える実力を養うことを目標としています。また、検定試験の準備をしながら、各自の目指すレベルで必要とされる範囲の語彙や表現形式など、中国語について総体的な実力の向上を目指します。
【履修上の注意】
授業回数の7割を目安として、これより出席回数が少ない場合は失格とするので、欠席は極力しないようにしましょう。
2021年度は、取りあえず、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施が予定されています。
非対面授業の週は、「CCSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出)」で実施しますが、デジタル補助教材の利用、及び、Web上の検定試験問題その他の利用を必要に応じて取り入れる予定です。
【事前準備学習】
毎回の学習内容を復習することを推奨します。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 検定試験関係の様々な教材を使用しますが、特定の教科書は用いません。教材は、授業時に配布します。 |
参考書 | 各検定試験の参考書、及び学習用参考書などについては、授業時に随時指示します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験は実施しません。平常点(小テストやまとめテストを実施した場合は、これを含む)で評価します。
なお、検定試験を受けるかどうかや、その結果(合否やスコア)は、この授業の成績には関係しません。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業の説明、サンプル問題、希望などに関するアンケート | |
2 | 中国語の基本形のまとめと練習、単語説明 | |
3 | HSK模擬問題と解説 | |
4 | HSK過去問題と解説 | |
5 | 中検の説明と模擬問題 | |
6 | 中検の語彙説明と語彙練習 | |
7 | 音声を聞ける教材による、聴く力の養成 | |
8 | 音声を聞ける教材によって、聞き取れる語彙や表現を増やす | |
9 | HSK指定語彙の練習 | |
10 | HSK指定表現の説明と練習 | |
11 | 文章の読解(各自の状況に合わせた素材による) | |
12 | 過去問の文章読解(基本) | |
13 | 過去問の文章読解(各自の状況に合わせた素材による) | |
14 | 語彙まとめ | |
15 | 文型と表現形式まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |