名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限日本経済入門春A名古屋 21伊沢 俊泰EK1303

【授業情報】

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講義概要

 この講義は私たちが暮らしている日本の経済事情やそれを理解するための基礎知識を提供するものである。現在、日本経済には解決を迫られている様々な問題がある。「新型コロナウイルス感染拡大と景気悪化の同時進行」、「少子・超高齢社会の進行」、「膨大な政府債務」、「東京一極集中是正と地方創生」など、毎日のニュースで皆さんも聞き及んでいることであろう。この講義では、それらの問題をただ散発的に取り上げるのではなく、それらの問題が生じた歴史的経緯にも遡って解説していきたい。そのように奥行きをもって因果関係を考察しながら経済問題を考えないと、上滑りな解決策しか提示できず、問題把握をさらに困難にしかねない。
 本講義では、主として戦後(第二次世界大戦後)日本経済が辿ってきた大まかな道筋を学び、現在の日本経済がいかにして成立してきたのかを学ぶ。講義内容は、まず日本経済全体を理解するための理論的道具として、GDPや経済成長率といったマクロ経済の基礎知識を学んだ後、各論として日本経済をさまざまな側面からながめる。そして戦後日本経済を復興期・高度成長期、安定成長期、バブル崩壊以降に分け、それぞれの時代に特徴的な出来事、経済社会構造の変化を示していく。日本経済の歴史的流れをひとつのストーリーのようにして、各時代がどのようにつながっているのかについて意識しながら受講してほしい。
 なお、本講義は、経済学部のディプロマ・ポリシーにおける「経済社会に関する関心と基本的理解」「経済社会を洞察するための能力」の修得に関連している。また、CCS(キャンパス・コミュニケーション・サービス)など本学の情報教育基盤を用いた講義を行うという点で、経済学部カリキュラム・ポリシーの「ICTを用いた教育」にも対応している。



【学習到達目標】

・戦後日本経済の歩みや出来事について、基礎的な知識や時系列での経過を理解して語れるような能力を身につける。
・毎日の経済社会ニュースの基本的内容を理解できる程度の経済学的語彙(ボキャブラリー)を修得する。
・日本経済の歩みを理解するために必要な経済データの入手方法やその見方を修得する。
・日本経済の特徴について世界各国との比較で論じられるような視野を獲得する。



履修上の注意

1. 大学の方針に従い、この授業は対面授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業をオンデマンド型授業配信(CCSを通じた教材配信と課題提出)と会議アプリケーション(Teams)を利用して行います。詳細は1回目授業で説明します(この授業のTeams招待コードも開講時に案内します)。
2.講義に関係のない私語は厳禁。講義内容に関する積極的な質問は大歓迎。
3.対面型であれオンライン型であれ、毎回の授業に必ず出席すること。この講義は継続して受講しないと、理解が困難になる。
4.毎回のように、講義に関するクイズや課題を出し回答を求める。これらの提出は平常点として成績評価に加味するので怠りなく課題に取り組むこと。
5.受講や宿題・課題を消化するために全員に配布されるノートパソコンが必要となるので普段から操作に慣れておくこと。



【事前準備学習】

1.毎日の新聞やニュースに注意を払って,経済社会に関する情報に興味をもつようにしてください。
2.講義内容の復習や補足として、ウェブサイトなどインターネット上のリソースを参照する必要が出てきます。基本的なパソコン操作については1年次「情報基礎」の授業で学んだことをすぐに生かせるよう慣れておいてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書特定の教科書は用いずに、担当教員がCCS等を通じて配布する資料や授業スライドを教科書がわりとする。
参考書『最新 日本経済入門[第6版]』 小峰 隆夫・村田 啓子 日本評論社 2020
『入門・日本経済 第6版』 浅子 和美 ほか(編集) 有斐閣 2020
いくつか概説的な日本経済の入門書を事前に挙げておく。その他必要な文献リストは講義内で明らかにする。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点50%(授業の取り組み態度と課題の提出状況と内容を基に評価)
期末筆記試験50%(感染症拡大状況により教室での筆記試験実施が困難な場合はオンラインで提出する期末レポート試験で代替する)

以上の合計100%で60%以上の得点を挙げた場合に合格となる。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1初回ガイダンス:日本経済を学ぶ意味は何だろうか?
2基本的な経済指標の理解: 国内総生産(GDP)/経済成長率/物価
3基本的なマクロ経済の仕組み: 経済循環図の理解
4世界経済における日本経済の位置: 国際比較の視点から
5日本経済 各論① 人口
6日本経済 各論② 雇用
7日本経済 各論③ 物価水準
8日本経済 各論④ 家計所得と消費
9日本経済 各論⑤ 産業と企業
10日本経済 各論⑥ 政府のさまざまな政策
11日本経済 各論⑦ 国際貿易と対外経済関係
12日本経済の歩み 総論① 1945~1970年代
13日本経済の歩み 総論② 1980~1990年代
14日本経済の歩み 総論③ 2000年代~現在
15授業総括: 日本経済入門で何を学んできたか
16定期試験期間


【リンク】


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