名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限心身関係論秋A名古屋 21持田 辰郎AX1303

【授業情報】

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講義概要

 心と身体の関係は素朴な感覚の問題として見る限り、ただ具体的な相関関係を知れば充分と思われるかもしれません。しかし、その「関係そのもの」を理論的に考えようとすると、解きがたい難問にぶつかります。その意味において、心の存在は(したがって心身関係は)人類最大の謎なのです。心についての近世以降の哲学の歴史はその難問に答えようと苦闘した歴史とも言えます。
 この授業の前半では、心身関係の具体的事例を考察する「前の」、そこにある理論的な問題を《哲学的に》考えていきます。心身のとらえ方がむしろものの見方に依拠していることを理解していただきたいと思います。具体的には、デカルトの心身二元論の成り立ちやその後の哲学史上の問題、現代科学・現代哲学における心身関係のとらえ方を紹介します。
 後半では、「謎である」ことを踏まえたうえで、私たちの心の仕組みについての一つのモデルを考えていきたいと思います。そこでの焦点は、心と身体記憶の関係、時間と空間という枠組み、それと心の複数性と一性の関係です。
 本講義は、本学のディプロマ・ポリシー(全学)のうち、「人間、社会、文化、自然等に関する幅広い知識を身につける」こと、「論理的思考力等の技能を身につける」こと、それらを通して「思考力・判断力」を涵養することを目指します。また毎回レポートを書いてもらいますので、「表現力」の養成ともなるでしょう。



【学習到達目標】

心身関係の理論的困難を理解できるようにし、関係諸学問の学習の基礎を形成することを目標とします。



履修上の注意

 この授業は、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業を、CCSを活用した基本形授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。具体的には、各回の授業は以下3要素で構成されます。
1.事前学習(詳しくは下記参照)。決定的に重要です。
2.授業時間...事前学習を前提に、質疑応答を中心とした授業を行います。各回ごとに質問者を事前に指名します。また時間厳守を徹底します。授業開始時刻に入室(対面時)ないしTeams参加(非対面時)していなければ遅刻とします。
3.授業参加を前提として、授業時提出(対面時)または授業日当日深夜〆切でCCS提出(非対面時)のレポート。各回の成績はこのレポートのできが中心です。



【事前準備学習】

 授業1週間前に、詳しい解説ファイルをCCSにアップしておきますので、事前に十分読み込んでから授業に参加してください。レポート課題もそのファイルに含まれていますので、一応の準備はできます。
 授業時間の質疑応答も踏まえて、当日にレポートを提出してください。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書必要なものはすべてファイルで配付します。
参考書哲学者・心理学者の文献については授業中に適宜紹介します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

 各回のレポートの出来を点数化し(90点満点)、それに授業への貢献分(40点満点)を加算し、合計130点満点で成績をつけます。各回のレポートの点数は一回の授業ごとにCCSでお伝えします。
 単に授業参加しているだけでは単位履修は困難です。点数不足の場合は途中で警告や失格とします。レポートのできが決定的に重要であり、それゆえ特に事前学習が重要です。
 詳しくは第1回授業の前半「オリエンテーション」で説明します。




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション、「見ること」について
2「見ること」と言葉・知識
3「見方」の多様性...心の多様性の基礎
4科学と心/「色」は物体の性質ではない
5科学と心身二元論、心身問題
6現代の脳研究とは何か
7心の仕組み/身体記憶について
8意識と行動、その時間・空間
9無意識の広がり
10心の複数性と一性
11理性と感情
12心の変化の仕組み/脳のストックとその変化
13社会の変化と心
14脳の変化と心
15総まとめ
16定期試験期間


【リンク】


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