【講義概要】
金融に関連するニュースは毎日のように新聞やテレビなどで報じられているが、それが私たちの生活にどのような影響を及ぼすのかを考えるとき、金融論の知識は理解を助ける一つの手がかりを提供してくれる。この講義を通じて経済現象の見方・考え方を学んでほしい。特に、将来銀行などの金融機関に就職しようと考えている学生には受講を勧める。
【学習到達目標】
金融に関する知識を習得し、日々の経済現象に対する理解を深める。
【履修上の注意】
この授業は、対面授業と非対面授業を隔週で実施する。
このうち非対面授業は、CCSを活用した基本型授業(教材提示・課題提出)で実施する予定である。
内容が連続的であり継続して受講する必要があるため、欠席や課題未提出等に対するペナルティーは意図的に重くしてある。また、中学校程度の数学の知識を必要とするため、苦手意識がある者はあらかじめ復習しておくと良い。なお、追加的に重要な連絡をすることがあるので、CCS(特に教材BOX)は頻繁にチェックすること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『使用しない。』 |
参考書 | 『適宜指示する。』 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
筆記試験(56点)+平常点(44点)
平常点が0点になると失格となる場合がある。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 基礎的諸概念 | |
2 | 均衡所得の決定 | |
3 | 貯蓄と投資の均衡 | |
4 | IS曲線の導出 | |
5 | 貨幣の役割と定義 | |
6 | 預金創出のメカニズム | |
7 | LM曲線の導出 | |
8 | 同時均衡 | |
9 | 金融政策の目的と手段 | |
10 | 金融政策の有効性と限界 | |
11 | 演習問題 | |
12 | インフレーションとデフレーション | |
13 | ルール主義と裁量主義 | |
14 | 最近の政策評価 | |
15 | まとめと確認 | |
16 | 定期試験期間 | |