名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限経営管理論秋A名古屋 22林 淳一CT2308

【授業情報】

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講義概要

 経営管理論の基礎知識の習得を本講義の目的とする。講義では、具体的な事例(タカラ、バンダイ、トミー、デアゴスティーニ、ユニ・チャーム、日産自動車、エースコック、ロート製薬、ミツカン、日本電産、日本コカ・コーラ、日本ハム、ZARA、しまむら、フォーエバー21、H&M、GAP、アリアケ・ジャパン、シャトレーゼ、カルビー、GE、ハーレー・ダビッドソン、グーグル、アップル、Amazon、フェイスブック、アスクル、ソニー、セブンイレブン、LCC航空各社など)を多く紹介しながら、「組織・戦略・経営者」を考える。
 なお、本講義は、カリキュラム・ポリシーに掲げる商学部教育における企業経営の実践的知識を学修する科目に該当する。さらに、商学部ディプロマ・ポリシーに掲げられている、実際の企業経営において自ら課題を見つけて解決していくために必要な思考力・判断力・行動力を身につけることを重視する。
 最終講義にて講義時間内で実施した数回の小テストに対するフィードバックを行う。




【学習到達目標】

・基礎概念をしっかり身につけ、専門科目の学習に生かせるようになること。
・具体的な現実の事象(ケーススタディ)を基にしてそこから当講義の基礎理論(経営者の役割、管理者の役割、戦略的意思決定と管理的意思決定、戦略の策定と実施、戦略実施と経営管理、経営組織の発展段階論、事業部制組織、多角化戦略と経営管理、M&A後の経営管理、人材育成とモチベーション、PPMと事業・商品管理など)に整理して理解出来るようにすること。
・自分が経営者ならば、当講義の基礎理論を用いて、どのような経営計画を策定し、どのように実施するのかを明らかにすること。




履修上の注意

・非対面授業週では、TEAMSを使用して実施します。TEAMS授業用名称およびチームコードは下記の通りです。
【火2林】経営管理論
チームコード bonpx18

・毎回の講義にてノートの筆記(2~4ページ程度)が必要である。
・毎週の宿題(ノート1ページ分、800文字程度)を講義内で通知する。
・履修生の自筆ノート(毎週の宿題を含む)は講義最終回にて教室での提出必須とする。ただしオンライン授業継続の場合は自筆講義ノートを履修生自らの郵送によって回収する。
・対面授業の教室において「成績評価のための小テスト」を実施する。ただしオンライン授業継続の場合は上記の自筆ノートに含める形で小テストを実施する。
・3回をこえる欠席の場合、不可(単位不認定)とする。




【事前準備学習】

【事前学習】
・毎週の課題を自筆ノートに解答すること。
・指定テキストを事前に読んでおくこと。
・次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味等を理解しておくこと。
・毎日、新聞・ビジネス雑誌に目を通し、各回の講義テーマに関連する記事を切り抜いてストックすること。
【事後学習】
・事後学習として指定テキストを復習し、専門用語・重要キーワード等を確認しておくこと。
・事後学習として講義で扱った企業の事業内容、業界動向・海外企業、商品・サービスを確認しておくこと。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『変化の経営学』 林淳一 白桃書房 2015
参考書『日本経済新聞』 日本経済新聞社
『週刊ダイヤモンド』 ダイヤモンド社
『週刊東洋経済』 東洋経済新報社
『日経ビジネス』 日経BP社
指定図書一覧

評価方法

以下を総合的に評価する。①授業態度(講義内での毎週の課題の口頭発表、積極的な発言、ディスカッションへの参加、自筆講義ノートの記述内容など)、②平常点(講義への意見・疑問・見解等のノートへの記述など)。③講義内で実施予定の「成績評価のための小テスト」の得点など。




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1経営学における経営管理論(ガイダンス)
2経営管理の定義(理論と実践、集権と分権)
3玩具業界と玩具メーカータカラ
4少子化と玩具業界(バンダイ、トミー)
5少子化でも好収益を目指すスタジオアリス
6商品開発と経営管理(デアゴスティーニ、ミツカン)
7ロングセラー商品作りと経営管理(タカラ創業者と「リカちゃん」の事例)
8ロート製薬の経営管理と多角化戦略
9エースコックの経営管理とベトナム進出
10ユニ・チャームの経営管理(SAPS会議)
11日本電産の経営管理とM&A(企業買収)
12事業承継とプロ経営者(タカラトミー、日本コカ・コーラ)
13人材管理の新手法コーチング(日産自動車)
14海外進出と経営管理(日本ハム、カシオ計算機)
15M&Aとアライアンスの経営管理(モスド、ビックロ事例)
16定期試験期間