【講義概要】
現在、トレーニングについて、かなり幅広く多くの情報がある。本講義では、発育発達にあったトレーニング方法を正しく学ぶと共に、筋肉の性質、五感を使った脳トレーニング、負荷の選択などの知識を理解しながら授業を進める。また、エネルギーの構造を学び栄養摂取との関係も学んでいく。更に、トレーニングが、身近な生活に及ぼす影響を理解し、実生活の中で応用することにより生活が豊かになるように学んでいく。
【学習到達目標】
正しいトレーニングの構造と発育発達にあった方法を理解し、実生活に反映できるようにしていく。偏ったトレーニングのリスクとエネルギー源の確保を行うための知識を身につけると共に、個人や年代別のトレーニング計画を立案できるようにする。
【履修上の注意】
内容がリンクしていくので全出席することが望ましい。授業を受ける上で自分自身の競技や実生活と照らし合わせて受講をすること。
【事前準備学習】
授業中に、得た知識を実生活に反映できるようにしていくため、自分の行っている競技や、自己管理において通常考えている事柄の疑問や知りたい情報をまとめておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 授業の中で、必要に応じて資料を配布したり、指示を行う。 |
参考書 | 『これからの健康とスポーツの科学』 阿部孝・流子友男 講談社 2000年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験を重要視する。その他、毎回授業で提出する小レポートや、トレーニング計画レポートにて加点を加える。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス トレーニングの効果 | |
2 | 脳力の開発 スポーツの二極化が進んでいる? | |
3 | 体力とは?技術とは?「トレーニングに必要なのはどちら?」 | |
4 | 筋力発揮の生理学的機序 | |
5 | 筋力トレーニングの効果と種類 | |
6 | サイズの原理って何? | |
7 | 筋量を増加させ筋力と筋パワーを高める | |
8 | 発育発達に応じたトレーニングについて | |
9 | 年齢別に適したトレーニング実例 | |
10 | スピードアップと技術の習得 | |
11 | 持久力(スタミナ)を高める | |
12 | トレーニングと栄養 | |
13 | 壮年期から高齢期のトレーニング | |
14 | 環境温度とトレーニング強化 | |
15 | 総括とトレーニング立案及び注意点 | |
16 | 定期試験期間 | |