【講義概要】
救命・救急の知識は、保健医療・福祉の現場においては、非常に重要である。救命・救急に関する基礎的な知識を学ぶとともに、心肺蘇生法など応急的な実際の処置に関する技術を修得する。
【学習到達目標】
救急時の状況を理解でき、適切な対応、処置ができる。
心肺蘇生法の意味を理解し、実行できる。
【履修上の注意】
あくまでも救急時の対応に関して学ぶことではあるものの、一般市民としての必要な処置並びに考え方を学ぶ意欲のある者。また、心肺蘇生法の修得(実技を含む)の意欲のある者。
【事前準備学習】
実習であるので、欠席・遅刻の無いようにする。
講義担当者から課題が出された場合には、期限までに退出すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 監修:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会 |
参考書 | 『改訂5版 救急蘇生法の指針2015 市民用・解説編』 監修:日本救急医療財団心肺蘇生法委員会 へるす出版 2016 |
指定図書 | 『JRC蘇生ガイドライン2015』 日本蘇生協議会監修 医学書院 2016.2 『BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2015 準拠』 American Heart Association著 シナジー 2016.9 |
【評価方法】
授業態度、レポートなど提出課題および筆記試験での評価
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 救急医療体制 | |
2 | プレホスピタルケア | |
3 | 救急処置に必要な解剖・生理(1)ー心臓の機能、呼吸の機能ー | |
4 | 心肺蘇生法実習(1) ー心肺停止の認識ー | |
5 | 心肺蘇生法実習(2) ー胸骨圧迫と人工呼吸ー | |
6 | 心肺蘇生法実習(3) ーAED- | |
7 | 心肺蘇生法実習(4) ー実習内容の総括と筆記試験ー | |
8 | 心臓疾患と呼吸器疾患 | |
9 | 脳血管障害 | |
10 | 熱中症 | |
11 | 外傷 | |
12 | Mass gathering Medicine | |
13 | 災害と医療 | |
14 | 危機管理 | |
15 | 他の救急疾患、人と死 | |
16 | 定期試験 | |