【主題】
数学的活動とアクティブライフ
初等教育(小学校)算数科には、数と計算、量と測定、図形、そして数量関係に関する内容がある。これらの分類は、2020年度より学校現場において,数と計算、図形、測定、変化と関係、およびデータの活用という領域に再編成され、測定は下学年(1~3年)、、変化と関係は上学年(4~6)年における領域となっている。
下学年の内容は、幼児教育や保育現場における環境領域の数量および図形などの内容との関連があり、また、上学年の内容は中等教育におけるの教育内容と関連を持ち、数学的な見方・考えたおよび活動が重要視されている。
これらの領域は、スポーツや運動遊びあるいはアクティブな生活環境にも、生かされているものであることを考察して、さらに生かしやすいよう工夫をしていく。
【指導方針概要】
上記のテーマは、スポーツや日常の活動における量感や、比較や判定、ルールの設定などの数量的な表現においてもある。
これらについて、子どもたちや運動が苦手と感じている人などにも合わせて、単純化や改良、応用をして教育に活かすことを考察できるよう議論していく。
特に、実際の生活の場や教育現場で調査をする際には、どんな視点(観点・見方)や視座(立ち位置・見る側)があり、どのような統計の手法があるかを学び、考え方や利用法についても意見が持てるようにする。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | -テキストは、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
算数や数学の内容については、就学前の幼児教育の段階から考察をおこなうので、考え方や概念について疑問点や不明瞭な点また希望することなどは積極的に伝えてもらえるとよい。そして、「このような企画をしてみたい」、「このような検討・考察をしてみたい」、「こういうルールを設定してレクリエーションやスポーツをしてみたい」など、主体的に発想する気持ちにつながるような、学びに向かう確かな力と現実への対応力をつけてもらいたい。