名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限演習(3年)通年名古屋 43吉田 達矢WY3101
5限演習(3年)通年名古屋 43吉田 達矢WY3101

【授業情報】

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主題

 3・4 年次に配置されているこの「演習」という科目は、「担当教員の指導を得ながら卒業研究・論文作成に至る専門的学修をおこないます」と、履修要項で記されています。
 これを踏まえて、本演習(吉田ゼミ)は、それそれが考えた「世界史(日本史を含む)」や現代国際社会に関するテーマの卒業論文の完成(4年次)を最終目標にします。ただし、完全に個別指導というわけではありません。ゼミ生それぞれが互いに問題意識を高めたり、知識を深めてもらうこともめざします。そして、ゼミ生全員が卒業の際には「国際的素養」を持って社会で活躍できるようになってもらいたいです。




指導方針概要

  本演習(ゼミ)は、一方的に教員が指導・進行するのではなく、教員とゼミ生とで一緒につくっていきます。主役はあくまで学生と考えています。なので、全体のことを考慮しつつ、個々人の自主性も重んじ、できるだけ柔軟に対応していきます。どのような演習になるのかは、大部分は学生の積極性次第です(状況次第ですが、イベントの内容や回数なども同様です)。

 3年次では、春・秋学期それぞれ2回ほどパワーポイントを使った発表をしてもらう予定です。プレゼン発表に慣れること、卒業論文の前段階として世界の様々なことに興味をもってもうらことが目的です。それ以外でも、「ゼミの時間外でのフィールドワーク(モスク見学会など、状況次第ですが…)」や「様々なテーマについてのディスカッション」などの案もあり、ゼミ生との話し合いのなかで演習(ゼミ)の内容は決めていこうと思います。
 3年の秋学期は、卒業論文にむけた準備を徐々に進めていってもらいます(4年生になると就職活動が忙しくなるので)。
たとえば、図書館のスタッフによる「卒論ガイダンス」、卒業論文の構成を考えたり、中間発表、下書きなどをやっていってもらう予定です。
 これらのほか、就職活動に向けたことも時々やる予定です。

  卒業論文は大学4年間の集大成と位置付けることができます。卒業論文を登山にたとえると、どの山(卒業論文のテーマ)に登るのかは自分で決めてもらいますし、山頂(=卒業論文の完成)までは自分で登ってもらいます(自力で執筆してもらいます)。勿論、どの山を選ぶにせよ、登るための準備(=必要な知識や研究方法)やどのようなルートで登ればいいか(=執筆の手順)については援助します。やる気のある学生にはできるだけ真摯に対応します。

この授業は、対面(面接)授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業を、CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。

Teamsの招待コード:w0xgams



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『中東・イスラーム研究概説』 私市正年ほか(編著) 明石書店 2017年
『大学生・社会人のためのイスラーム講座』 小杉泰ほか(編) ナカニシヤ出版 2018年
『歴史の見方・考え方:大学で学ぶ「考える歴史」』 神戸大学文学部史学講座 山川出版社 2018年
『国際学入門:言語・文化・地域から考える』 佐島隆ほか(編) 法律文化社 2015年
上記の各書籍は、この「演習指導概要」執筆時(2022年2月)に考えている「参考文献」です(変更する可能性があります)。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

本ゼミでは、「現代国際社会の諸問題」や「歴史学(世界史・日本史)」に関心があり、それらについての卒業論文を書きたい学生を希望します。

また、以下のような学生が望ましいです。
1. 歴史や色々な現代国際社会の諸問題について、考えたり、調べたり、話したりすることが好き。
2. 自分の行動には責任を持ち、社会常識(マナー)を理解して行動することができる。
3. 「ほう・れん・そう」がしっかりできる。
4. ほぼ毎回出席する。