名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限演習(3年)通年名古屋 43樋口 勇夫WY3101
5限演習(3年)通年名古屋 43樋口 勇夫WY3101

【授業情報】

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主題

中国語と国際文化



指導方針概要

 一、二年生で学んだ中国語を更に磨き、中国・日本を中心とする様々な国の文化について知り、就職後に必要とされるプレゼン(口頭発表)能力を高めます。

 折に触れ、音声学の基礎を学び、音声記号を習得することで、既習外国語の発音の精度を高めたり、将来、新しい言語を学ぶ時に役立つようにします。

 具体的には、次の方法で行ないます。

①中国語で読まれる、国際・中国・日本に関するニュース等の音声を聞いて、漢字で書き取る。→リスニング力を鍛える。
 「え?そんなぁ、レベル高すぎる!」と思うかもしれませんが、心配無用!事前に、出て来る全単語の漢字・ピンイン・日本語訳のリストを渡すので、中国語をちょっとでもかじったことがあれば、誰でもできます。過去の先輩たちも全員できているので、安心して下さい。

②日本語に翻訳する。→単語(教科書には出て来ない最新の流行語を含む)の量を増やす。翻訳の技術を磨く。
 中国語は、発音は難しいですが、文法は唯一「語順」だけなので、単語の意味さえわかれば、大体はまず訳せます。

③内容に関連して、興味のあることについて調べ、パワポでプレゼンする。→世の中で起きている出来事に関する教養を身に付ける。関連資料を探し、まとめ、人に伝える、というプレゼンの能力を高める。
 テーマは発表者の自由なので、どういうテーマを設定すれば聴衆を引き付けられるか、考える機会になります。自分も含めて、みんなが知りたい情報を発信できると、盛り上がります。

 希望があれば、音声分析ソフトで声調・母音・子音などを表示し、例えば、中国人と自分の発音の違いを視覚的に比較して矯正に役立てる、などのことも取り入れます。これらは卒論のネタとしても使えます。

 卒業論文としては、以上のようなことをきっかけとして、各自が興味を持ったことについてテーマを定め、まとめます。

 「演習」なので、学生自身が「演じて習う」ように、極力、教員が普通の授業のように一方的に講義しないようにしています。常に、就活とその後の社会人になってからを見据え、就職試験の面接・集団ディスカッションで役に立ち、社会人になってからも「生きる力」になることを意識しています。

 尚、この授業は、対面授業と非対面授業を隔週で実施し、非対面授業をアプリケーションによるTV会議システム(Teams)を使用して実施します。

 この授業のコード:verstwd



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト-テキストは、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

 必修の中国語科目は、3・4年次はゼロになります。私は3年次以上の選択の中国語科目を担当していないので、3・4年次も私と中国語を学びたいという人は、是非どうぞ。歓迎します。

 「語学が好きで、外国語を勉強すること自体が楽しい。」という人は、向いていると思います。