【講義概要】
この講義の目的は、国際社会の中で行われる経済活動を中心とした様々な事象について、理論的な思考と実際のトピックスを照らし合わせながら、国際的な教養を身につけることにあります。
グローバリゼーションの進展と同様、人材のグローバル化も進んでいます。例えば、シリア難民のヨーロッパでの動向が注目されているように、近年、国際間を移動する人々が増加しています。
本講義では、今後ますます進展していく人々の国際的な交流において、将来のビジネスシーンで活用できる観点について、国内外の事例を用いつつ学びます。また、同時にヒトのグローバル化がもたらす様々な影響や、将来同僚となるかもしれない人々が直面している課題を学びます。
※本講義は商学部経営情報学科ディプロマポリシーにおける〈知識・技能〉『建学の精神に依拠する教育を基盤とするカリキュラムの履修により、グローバルな視点から豊かな倫理観と教養に基づいて行動することができる。』に関係します。
【学習到達目標】
・国際経済における様々な事例について理論的に考察できる。
・国際的な人の流れについて、その特徴を学び、課題に対応できるようになる。
【履修上の注意】
・レポート課題は講義中に提示する。レポートの提出がない場合の単位は不可となるので気をつけること。
※遠隔授業:CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します。
【事前準備学習】
新聞の経済面、経済ニュースを見るなど、経済事象に関心を持つこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 指定しない。適宜、資料を配布する。
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参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(中間レポート含む)[40%]、定期テスト[60%]
(※遠隔授業の実施及び感染状況の変化によっては変更になります。)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: オリエンテーション | |
2 | 2: 基本理論①-モノの価格と取引 | |
3 | 3: 基本理論②-人々はどのように意思決定するか | |
4 | 4: 基本理論③-労働者の働くインセンティブ | |
5 | 5: 国際経済イントロダクション | |
6 | 6: 国際経済における理論と実際①-貿易 | |
7 | 7: 国際経済における理論と実際②-経済協定 | |
8 | 8: 国際経済における理論と実際③-移民 | |
9 | 9: ヒトのグローバル化の現状 | |
10 | 10: ヒトのグローバル化と多国籍企業 | |
11 | 11: ヒトのグローバル化と海外旅行者 | |
12 | 12: ヒトのグローバル化と留学生 | |
13 | 13: ヒトのグローバル化と技能実習生 | |
14 | 14: ヒトのグローバル化と長期滞在移民 | |
15 | 15: 総括 | |
16 | 16: 定期試験期間 | |