【講義概要】
※本科目は、GPAによる履修制限を行います。今年度春学期あるいは入学時からの累計が2.5以上の学生のみ受講できます。各自CCS「履修歴(成績)情報」を確認してください。
本科目では、経済学部のプルアップ教育(優れた学生をさらに成長させるための教育)の一環として、社会人としてのスキルを身につけるために、あるいは、経済学部での学びをいっそう深めるために、経済学部のなかで他者(他の学生、経済学部、大学あるいは社会)に貢献するプロジェクトを学生自身が計画し、実行します。より簡潔に述べれば、皆さんの学びの成果を他者に還元・共有することをプロジェクトとして行います。
大学のなかでも、皆さんが貢献できることはたくさんあります。その貢献を通じて、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」などの、社会人としてのスキルを磨くことは可能です。
また、計画・実行するプロジェクトの内容によっては、経済学部での学びをいっそう深めたり、その学びの意味を再認識したりすることもできるでしょう。
受講生は、グループを組織して、以上に述べた本科目の目的に適うプロジェクトを計画し、実行します。本科目の最終回では、各プロジェクトの成果を発表します。
また、授業の運営も、学生から選ばれた幹事を中心に、学生が主体的に行います。
担当教員は、プロジェクトのアイディアを提案することをはじめとして、学生がプロジェクトを完遂するための必要な支援を提供します。必要に応じて、社会人としてのスキルを磨くためのトレーニングやワークショップを行います。
本科目を通じて、社会に貢献しかつあなた自身を成長させてください。
なお、下記の「講義テーマ」は、本科目におけるプロジェクト進行の標準的なプロセスの例示であり、実際の進度とは異なります。
【学習到達目標】
●経済学部(あるいは大学や社会)において、自分自身の能力を成長させることができ、かつ、他者の役に立つことができるプロジェクトを企画し、完遂する
●社会人としてのスキルを身につける
●経済学部での学びをいっそう深めたり、その学びの意味を再認識したりする
教育目標(ディプロマポリシー)との関連:
●思考力・判断力・表現力3.自らの意見・考えを他者に的確に伝え、コミュニケーション・議論の中で自らの改善に活かすことができる。
●主体性・多様性・協働性1.建学の精神である「敬神愛人」に基づき、他者に対する温かいまなざしをもって社会で活動することができる。
【履修上の注意】
●授業、とりわけプロジェクトへの積極的な参画と行動が求められます。
●この授業は、遠隔授業:Teamsによる双方向授業で主に実施します。
ただし、諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法について変更する場合があります。
【事前準備学習】
●プロジェクトの遂行に必要なことは、授業外においても調べたり、行動したりすることが推奨されます。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『一覧』 |
【評価方法】
プロジェクトへの参画状況および成果を通じて、学習到達目標の達成度を評価します。なお、「参画状況」とは、プロジェクトの成功に向けて必要な努力をすることを指します。「成果」については、プロジェクトの成否以上に、受講生自身の学びや成長をより重視します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | イントロダクション | |
2 | プロジェクトのアイディアを練る | |
3 | グループづくり | |
4 | プロジェクト計画立案(下調べ) | |
5 | プロジェクト計画立案(話し合い) | |
6 | プロジェクト計画立案(計画書作成) | |
7 | プロジェクト計画立案(添削を受ける) | |
8 | プロジェクト計画の発表 | |
9 | プロジェクトの遂行(準備する) | |
10 | プロジェクトの遂行(行動する) | |
11 | プロジェクトの遂行(成果を確認する) | |
12 | プロジェクトの遂行(改善してさらに行動する) | |
13 | 成果発表会に向けた準備(グループでの総括) | |
14 | 成果発表会に向けた準備(自らの学びの振り返り) | |
15 | 成果発表会 | |
16 | 定期試験期間 | |