【講義概要】
この講義では、歴史的な視点から資本主義経済の特徴と現状について学ぶ。現代には様々な問題があるが、資本主義の特徴を知ることが問題をより深く捉える助けとなる場合がある。この講義を受けることによって、経済学部で学ぶことの意味を受講生一人一人が見つけてくれれば幸いである。
講義内容は、まず人間と自然との関係から始め、資本主義経済の特徴について理論的な考察を行う。次に、その理論的な視点を基に、貧困などの具体的な問題について学ぶ。その際、より身近な問題として、名古屋地域のホームレス問題も取り上げる。
本講義は、ディプロマポリシーの主に「経済社会に関する関心と基本的理解」「経済社会を洞察するための能力」に関連している。また、CCSを用いた議論を行うという点で、カリキュラムポリシーのICTを用いた教育に対応している。
【COC地域志向科目】
【学習到達目標】
資本主義経済の特徴を理解すること。
理論と歴史の関係を理解し、経済学の全体像を把握すること。
【事前準備学習】
普段から新聞をよく読んでおくこと(目安:1日30分)。