【講義概要】
本演習は、「まちづくり演習(減災福祉)」の上級編です。
「まちづくり演習」では、地域コミュニティの力を高める「まちづくり」に必要な実践力、行動力について、減災や福祉をテーマとした様々な活動を通じて高めてきました。
本演習では、これまで学んできた基礎的な知識や視点、問題解決に向けて行動する力をいかし、地域に向けた情報発信力や主体的に展開できる力を身につけることを目的として、受講生がプログラムの企画立案から実施までを行います。
受講生には、積極的な参加を強く求めます。
※COC地域志向科目
【学習到達目標】
1.減災や福祉をテーマとしたまちづくりを主体的に展開できる
2.地域に向けた情報発信、意識啓発の働きかけができる
3.他者と協働し、多様な意見を尊重できる
【履修上の注意】
1.第1回目のガイダンス時に履修者を決定します。よって第1回目を欠席すると履修登録はできません。
2.「減災福祉まちづくり演習」「まちづくり演習(減災福祉)」を履修済みであるか、「まちづくり演習(減災福祉)」を同時に履修する必要があります。
3.日程調整しますが、授業を時間外に振り替える場合があります。多忙すぎる人は参加が難しいかもしれません。
4.各自が主体的にプログラムを進めることが求められるため、積極的に演習に参加する人を募集します。
【事前準備学習】
参考文献を読み、メディア等を通じて情報収集をおこなってください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『複合介護 家族を襲う多重ケア』 成田光江 創英社/三省堂書店 2018 『人口減少社会における多世代交流・共生のまちづくり』 後藤晴彦ら著 日本都市センター 2016 『よくわかるダブルケアハンドブック』 ダブルケアパートナー編 ダブルケアパートナー 2019 『ヤングケアラー 介護を担う若者の現実』 澁谷智子 中央公論新社 2018 『変わる家族と介護』 春日キスヨ 講談社現代新書 2010 他にも、参考図書は適宜紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
まちづくりの前に、授業づくり。授業への参画(70%)、期末レポート(30%)を目安に総合的に評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 1: ガイダンス | |
2 | 2: ダブルケアとは | |
3 | 3: 熱田区における子育て支援&ダブルケア支援 | |
4 | 4: ダブルケアラーの経験世界を知る | |
5 | 5: ダブルケアラーの支援ニーズと現状 | |
6 | 6: 様々な意識啓発コンテンツ | |
7 | 7: 企画検討 | |
8 | 8: 企画立案 | |
9 | 9: 準備① | |
10 | 10: 準備② | |
11 | 11: 試行 | |
12 | 12: 振り返り・再検討 | |
13 | 13: 熱田区におけるダブルケア支援の展開 | |
14 | 14: 発表 | |
15 | 15: まとめ | |
16 | 16: 定期試験期間 | |