名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
集中 教育実習事前事後指導集春名古屋 14矢澤・柳・國原・天野 伊藤・谷口・早坂他EQ4401

【授業情報】

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講義概要

 教育職員免許法施行規則第6条備考8に「教育実習の単位数には、教育実習に係わる事前及び事後の指導の1単位を含むものとする」とある。これにより教育実習事前事後指導は、必修の単位認定科目として出席が義務づけられている。
①、教育実習事前指導
 教育実習は、個々の学生が教育実習校の教育活動に参加する形をとるが、実習校への派遣は大学の責任の下で行われる。したがって大学は、実習生が所期の目的を達成できるようにできるかぎりの準備を行い、また指導教員に必要以上の負担をかけることのないように、さらに対象となる生徒たちの学習活動に遅滞や混乱を引き起こすことがないように細かな配慮をしなければならない。このような目的で開講されるのが事前指導である。
<事前指導の内容>
・第1日目(09:10~16:45):教育実習の意義、教育実習に関するVTRの視聴とその検討(一般編)、教育実習に関するVTR の視聴とその検討(教科編)、道徳教育の指導、特別活動の指導、生徒指導の進め方、教育実習参加の心構え、諸連絡
・第2日目(09:10~16:45):免許教科別指導(学習指導案の作成指導)、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
<直前指導の内容>(15:00~18:00)
 全般的心構え、観察・参加・本実習の要点、学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的注意
②、教育実習事後指導
 教育実習や教員採用試験が終わり、やがて教育職員として就職することを前提に行われる。つまり学生の身分から、一人前の教員になっていくための心構えを養うための授業である。ここでは教育実習という貴重な体験を踏まえ、教育とは何か、教員はどうあるべきかを突き詰めて考えることが目的になる。その意味で、事後指導は教育研究という性格を持つものであり、単なる反省会以上の重みのある内容を設定して行われる。
<事後指導の内容>(15:30~18:20)
 教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査(下級生も参加)、下級生と4年次生の間での質疑応答、教育実習を参観した教員による講評



【学習到達目標】

 この授業では、事前指導において学習指導及び生徒指導の基礎的・基本的知識と技能を確認しその不十分な点を補充するとともに教育実習に臨む心構えを再確認することをめざす。また、事後指導において、教育実習における経験のなかで学んだことや反省したことを相互に確認し共有することで将来の教職の礎を築くことを目的とする。



履修上の注意

 教育実習事前指導、教育実習直前指導のいずれかを欠席した人は教育実習に行けません。また、教育実習事後指導に欠席した人は教育実習の単位が出ませんので注意してください。



【事前準備学習】

教育実習事前指導・直前指導までに大学で学んだ教職課程関連科目の内容を再度見直しておくこと
教育実習事後指導までに教育実習において学んだことや反省点をまとめておくこと



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『名古屋学院大学教職課程ハンドブック』 名古屋学院大学教職センター 一粒社
『名古屋学院大学教育実習の手引き(中学校・高等学校)』 名古屋学院大学教職センター・中高教職指導部会 一粒書房
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

受講態度、学習意欲を中心として教育実習校の評価等を含めて総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1教育実習事前指導:教育実習事前指導の意義
2教育実習事前指導:教育実習に関するVTRの視聴とその検討(1)・(2)
3教育実習事前指導:道徳教育の指導、特別活動の指導、生徒指導の進め方
4教育実習事前指導:学習指導案の作成指導、マイクロ・ティーチング、全体指導、諸注意
5教育実習直前指導:全般的心構え、観察・参加・本実習の要点
6教育実習直前指導:学習指導のあり方、本学のキリスト教主義、具体的な注意
7教育実習事後指導:教育実習事後指導の意義、教育実習の体験発表とアンケート調査
8教育実習事後指導:3年次生と4年次生の間での質疑応答、教員の講評
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