名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限国際会計論秋A名古屋 23曽場 七恵CT3303

【授業情報】

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講義概要

会計基準は、上場企業を中心として、企業が必ず守らなければならないものである。1990年代後半から始まった「会計ビッグバン」によって、わが国の会計基準は大きな変化を迎えた。
 
21世紀、会計は、一つの企業、一つの国に対して在れば良しではなく、世界共通の会計基準となるべきだとして、世界中で議論が開始された。国際会計基準審議会(IASB)が主体となって、「国際財務報告基準(IFRS)」と呼ばれる国際基準としての会計基準があるが、わが国はこの基準との関係を日々検討している最中である。
 
本講義では、会計基準のグローバル化によってもたらされる現状や問題について、様々な国の視点から学習する。



【学習到達目標】

会計基準のグローバル化について理解する。
日本の会計基準と世界の基準の違いについて理解する。



履修上の注意

基礎的な簿記、会計学の知識を前提に講義を展開する。
学習状況に応じて講義計画を変更する可能性がある。

この講義は、CCSを活用した基本形授業とアプリケーションによるTV会議システム(teams)を併用して実施します。
ただし、諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法について変更する場合があります。



【事前準備学習】

これまでに履修した簿記・会計の講義における、財務諸表に関する部分を復習しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『国際会計論』 森川八洲男 白桃書房 2015
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

Minute Paperを中心とした毎講義時の課題30%、期末試験70%で評価する。
学則の規定を満たしていない者は期末試験の受験資格を失う。
私語や規定時間以上の遅刻・途中退席等、授業態度不良者とみなした場合は失格とする。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション
2国際会計(1) 概念
3国際会計(2) 課題
4日本の会計制度
5イギリスの会計制度
6アメリカの会計制度
7ドイツの会計制度
8フランスの会計制度
9会計基準の調和化
10国際会計基準(IAS)と国際財務報告基準(IFRS)
11会計基準の収斂化
12EUと国際会計基準
13日本と国際会計基準
14国際企業と会計制度
15まとめ
16定期試験期間