【講義概要】
本講義は、大学で初めて簿記を学習する学生を対象として、日商簿記3級程度の基礎的な簿記知識を習得することを目標とする。
また、春学期開講科目の「簿記初級」を履修済みであることを前提に、決算手続きに関連する諸取引の仕訳と財務諸表の作成を中心に学習する。
【学習到達目標】
初級レベルの企業の経済取引を仕訳、転記することができる。
決算手続きの流れを理解し、必要な手続きを判断することができる。
【履修上の注意】
また、春学期開講科目の「簿記初級」を履修済みであることを前提に講義を展開する。
テキスト(ワークブック)は簿記初級で使用したものと同じものを扱う。
この講義は、CCSを活用した基本形授業とアプリケーションによるTV会議システム(teams)を併用して実施します。
ただし、諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法について変更する場合があります。
【事前準備学習】
簿記初級の講義内容を復習しておくこと。
電卓を用意すること(12桁以上のものが望ましい)。
講義と並行して日商簿記検定3級の受験をすることが望ましい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『検定簿記ワークブック3級』 渡部裕亘他 中央経済社 2020年2月 テキスト(ワークブック)は簿記初級で使用したものと同じものを扱う。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
期末試験100%(電卓のみ持ち込み可)
大学規則に則り、欠席過多の学生は期末試験の受験資格を失う。
私語等、受講マナーの悪い学生は退出および失格とする。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 固定資産取引(1) 取得 | |
2 | 固定資産取引(2) 収益的支出と資本的支出 | |
3 | 固定資産取引(3) 売却 | |
4 | 固定資産取引(4) 減価償却(年次決算と月次決算) | |
5 | 貸倒れ処理(1) 貸倒損失と引当金の見積り | |
6 | 貸倒れ処理(2) 戻入れと償却債権取立益 | |
7 | 資本取引(1) 資本金と繰越利益剰余金 | |
8 | 資本取引(2) 株主総会 | |
9 | 収益と費用(1) 未収と未払 | |
10 | 収益と費用(2) 前払と前受 | |
11 | 収益と費用(3) 消耗品、貯蔵品 | |
12 | 収益と費用(4) 貯蔵品と租税公課の違い | |
13 | 税金取引(1) 租税公課、法人税等 | |
14 | 税金取引(2) 消費税 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |