名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限特殊会計春A名古屋 23曽場 七恵CS3316

【授業情報】

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講義概要

今年度の「特殊会計」では「公会計」を取り扱う。

「公会計」とは、通常の会計学で学ぶ企業を対象とした会計ではなく、「公 おおやけ パブリック」つまり公的部門を対象とした会計をいう。
本講義では、公的組織と私的組織(民間組織)、あるいは非営利組織と営利組織のちがいを、会計の視点から学習する。
また、私たちが納めた税金を使って、国や地方自治体は何を、どのように運営されているのか、自身の住む自治体の情報をインターネットから決算データ等の情報を取得し、財務分析をおこなう。



【学習到達目標】

公会計について理解する。
自治体の財政分析ができる。



履修上の注意

簿記・会計の基礎知識を持っていることを前提に講義を展開する。
「簿記初級、中級」、「財務諸表論1~2」を履修済みであることが望ましい。
word、excel、power pointを用いてレポート作成、及びデータ分析の実施技術があることを前提に講義を行う。
学習状況に応じて講義計画を変更する可能性がある



【事前準備学習】

レポート作成、及びデータ分析を実施可能なPCを用意しておくこと。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『公会計制度の改革 第2版』 亀井孝文 中央経済社 2011年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

講義時の課題レポートと、期末試験レポートによって総合的に評価する。
なお、講義ごとの課題は、インターネットとexcel、wordを用いて講義時間内に作成、提出することが原則である。
学則の規定を満たしていない者は期末試験の受験資格を失う。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション ~公会計とは~
2非営利組織と営利組織
3非営利組織と会計(1)NPO法人
4非営利組織と会計(2)学校法人
5非営利組織と会計(3)国と地方自治体
6公会計の概念と発展
7改革の実施(1) 世界の公会計
8改革の実施(2) 日本の公会計
9公会計の貸借対照表
10公会計の損益計算書(行政コスト計算書)
11連結財務諸表と地方公共団体
12財務分析(1) 伝統的な財政分析
13財政分析(2) 新しい財政分析指標
14財政分析(3) 実践
15まとめ
16定期試験期間