【講義概要】
IoT時代に突入しようという超高度情報化社会では,情報処理に関する基礎知識やスキルが様々な分野において求められている。とりわけ、ICTの技術革新を次のイノベーションに繋げ、新たな価値を創造する可能性が高いと思われる。このような超高度情報化社会において,ICT人材が様々な分野に求められている。つまり、ICT人材の育成は増々重要になってきている。
この講義はこのような社会のニーズに応えICT人材を育成するために開講される科目である。とりわけ、情報処理関連(たとえば,基本情報技術者,応用情報技術者)の資格を取れるようなレベルの知識を修得することを見指す。
講義内容は応用情報技術者に含まれている内容から構成される。開講コマ数の制限があるため,具体的には情報基礎論、コンピュータ科学基礎、システム開発、セキュリティ、標準化、経営などを含む内容となる。これらの知識はICT社会で重要視されるものでもある。
この授業では,演習形式を導入し,応用情報技術者の過去問を選んで学習する。具体的に設問の解答を中心に解説することにより情報処理における様々な概念,原理,仕組みなどを修得する。とりわけ、講義内容の理解度を確認するために小テストを実施する。これにより講義の内容を理解するために授業の進み具合を調整する。つまり、講義の進捗状況に応じて内容の調整(増減や順序入れ替えなど)を可能とする。
【学習到達目標】
◇「応用情報技術者試験」の合格ができるようなレベルの知識を身に付けること
◆情報通信技術の知識を活かした実社会問題の解決能力を身に付けること
【履修上の注意】
◇講義内容が稍々難しいので、「演習形式」講義を導入するのはあくまでも、問題の解答を理解するための手段であるが、講義の目的ではない。よって、解答を出して終わるだけではなくほかの選択を不正解にする理由を理解すること
◆原則として遅刻、欠席は認めず、真面目な態度で演習問題に取り組むこと
◇講義内容は「情報技術者演習1,2」を履修したことを前提として設定されたため,その知識を足りない場合,各自で補習して補うこと
◆ファイルなどを保存するための媒体(USBメモリ)を持参して受講すること
◇複数回の小テストを実施するので,それらを受けないと単位認定が難しくなる
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 講義時に資料を配布する予定 |
参考書 | 必要なとき,指定する |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(小テスト,提出課題,出欠状況など): 70%
定期試験: 30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 基礎理論Ⅰ | |
2 | 基礎理論Ⅱ | |
3 | コンピュータ構成要素 | |
4 | システム開発技術 | |
5 | アルゴリズムとデータ構造Ⅰ | |
6 | アルゴリズムとデータ構造Ⅱ | |
7 | アルゴリズムとデータ構造Ⅲ | |
8 | データベースⅠ | |
9 | データベースⅡ | |
10 | プログラミングⅠ | |
11 | プログラミングⅡ | |
12 | システム開発技術 | |
13 | ソフトウェア開発管理技術 | |
14 | システム戦略 | |
15 | システム企画 | |
16 | 期末試験 | |