名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限先端情報技術春A名古屋 22三輪 冠奈CT2338

【授業情報】

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講義概要

本講義では、従来のものづくりとは異なり、コンピュータに接続された工作機器などを用いて素材を加工することで、個人による製造も可能となるデジタルファブリケーションについて理解する。ITの技術進歩に伴い、3次元のモデリングやそれらに関するソフトウェアや出力技術も広く利用されるようになっており、ビジネスにおいても、企画や施策での活用や実際の商品としても3Dプリンターが利用されている。
本講義では、デジタルファブリケーションに利用される3Dプリンターや3Dスキャナを用いて、実際に設計物を制作することによって理解を深める。前半では、ものづくりのための3Dをモデリングするために、3DCADソフトウェア、3Dプリンター、3Dスキャナの技術を習得する。後半では、修得した技術を用いてグループによる課題の作品を制作することによって、デジタルファブリケーションによるものづくりについて理解する。




【学習到達目標】

・デジタルファブリケーションの環境を理解できる。
・3Dモデリングの技術(3DCADによる設計とモデリング、3Dスキャナとデータ処理、3Dプリンターによる出力)を修得し、その技術活用ができる。
・デジタルファブリケーションにより、自分の企画した設計物を制作することができる。



履修上の注意

・3Dモデリングや3Dプリンターによる出力には時間がかかるため、授業以外での課題作業がある。
・設置機器に利用可能台数に制限があるため、いくつかのグループに分け、グループでの作業を行うことがある。
・出席回数が3分の2以上を満たさない場合は失格とする。



【事前準備学習】

・自宅で課題に取組む際には、3Dモデリングのためのソフトウェア(Fusion 360)を各自のノートパソコンにインストールしておくこと。(詳細は1回目の講義で説明する。)
事前学習
・前回までの課題作業を復習しておくこと。
事後学習
・課題演習に取り組むこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『Fusion 360 操作ガイド』 スリプリ(3Dワークス株式会社) カットシステム 2016年
『3Dプリンター活用技術検定 公式ガイドブック』 一般社団法人 コンピュータ教育振興協会 日経BP社 2016年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

課題提出(50%)、授業態度(30%)、制作作品と発表(20%)
欠席は4回で失格とします。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1デジタルファブリケーションとは
23Dプリンターの基礎
33DCADソフトウェアによる設計
43Dモデリング基礎
53Dプリンターによる出力
63Dモデリング応用
73Dスキャンニング
8デジタルファブリケーションの活用
9課題制作(1)企画・目標設定
10課題制作(2)設計・デザイン
11課題制作(3)モデリング1
12課題制作(4)モデリング2
13課題制作(5)出力
14課題制作(6)プレゼンテーション
15総括(相互評価)
16定期試験期間