【講義概要】
日本経済の今を過去から未来の流れの中で確認することにより、経済学を学ぶ際に必要な視点を養ってください。
日本経済に関する統計データは豊富にあり、そのデータの所在と分析の視点をこの講義から学びとって欲しいと思います。
細かな経済理論は、ミクロ経済学入門やマクロ経済学入門で学ぶことになりますから、この講義では経済を分析するとはどんなところに気をつければよいのか、分析するにはどのような方法があるのか、どのような視点で政策提言を行うのかを感じとって欲しいと思います。
【学習到達目標】
日本経済の歴史的経過を理解することができる。
現代日本経済が抱えている諸問題を把握することができる。
【履修上の注意】
授業中にCCSを用いて、小テストなどを行う。
また適宜、宿題を課すことがある。提出はCCSからしか受け付けない。
【事前準備学習】
新聞に目を通す、ニュースをチェックすることで、日本経済でどのようなことが問題となっているのかを知るようになっておいてください。
経済学コア6に毎月チャレンジすることによって、広い教養知識を身に付けてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は指定しません。 |
参考書 | 参考書は、授業の中で随時指摘します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業中の自学自習問題:50%
授業外の宿題:20%
平常試験:30%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス:日本経済を学ぶ意味 | |
2 | 国内総生産 ①名目と実質、成長率 | |
3 | 国内総生産 ②国際比較、県内総生産 | |
4 | 人口 ①少子高齢化、人口減少社会 | |
5 | 人口 ②過密と過疎、限界自治体 | |
6 | 雇用 様々な雇用指標、売手市場、ニート、3年3割 | |
7 | 物価 インフレとデフレ | |
8 | 家計 所得格差、貧困率 | |
9 | 産業 産業構造の変遷、国際比較 | |
10 | 政府・中央銀行 財政政策と金融政策 | |
11 | 国際貿易 対外不均衡と貿易摩擦 | |
12 | 戦後日本経済の歩み① 1945年~70年代 | |
13 | 戦後日本経済の歩み② 1980年代~現在 | |
14 | まとめ:日本経済入門で何を学んできたか | |
15 | まとめテスト(平常試験) | |
16 | 定期試験期間 | |