【講義概要】
この科目は商学部経営情報学科のディプロマ・ポリシー【知識・技能】のうち「修得した知識や技能を活用して、経済社会の各分野において革新を担うことができる能力を身につけることができる。」ことを主な目的としています。
イノベーションとは、技術革新のみを指すものではありません。
イノベーションとは、製品・サービスなどのプロダクト・イノベーション、流通や販売などにおけるプロセス・イノベーションなどにより、これまでにない新たな価値を創造することで、地域・企業・人などを豊かにします。
本講義では、代表的な先行研究におけるイノベーションの定義を学ぶことでイノベーションの概念を理解します。
また、イノベーションを実現するイノベーション戦略、イノベーション・マネジネントの重要性や意義について、学外よりお招きした講師による講演を交えながら学びます。
この科目を受講し、経済社会の各分野において革新を担うことができる人材に成長することを期待します。
【学習到達目標】
・イノベーションに関する先行研究の内容や基本的な用語を理解できている。
・イノベーションを実現するための戦略の概要を理解できている。
・地域や産業、組織等が抱える課題を発見し、革新する意欲・思考を身につけている。
・イノベーションを目指し主体的に行動し、実社会に応用することができる。
【履修上の注意】
【受講姿勢について】
・ 出席が 11 回以上確認できた受講生のみ受験資格を与える。
・ イノベーション論に関する講演に参加すること
・ 自筆のノートを作成すること。
【授業の進め方について】
・ 当面の間、CCSおよびMicrosoftTeamsを併用した遠隔授業で実施する。
・ 講義の都度、理解度合いを確認するための振り返り小テストを実施することがある。
【事前準備学習】
日頃より、地域の課題を発見する意識を持つこと。
次回講義に関する事柄について、調べ学習をして講義に参加すること。
受講後は復習をおこない、振り返り小テスト等に備えること。
振り返り小テスト実施の都度、正解を解説するフィードバックの時間を確保する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』 近能善範/高井文子 新世社 2010 『イノベーション・マネジネント入門』 一橋大学イノベーション研究センター 日本経済新聞社 2001 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
筆記試験 60%、提出物25%、授業への取り組み姿勢 15%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | イノベーション論の変遷 | |
3 | イノベーション・マネジメント | |
4 | イノベーションのプロセス | |
5 | イノベーションの普及 | |
6 | イノベーションのパターン | |
7 | キャズム理論 | |
8 | イノベーションのジレンマ | |
9 | オープン・イノベーション | |
10 | デジタル・イノベーション実践 | |
11 | 両利きの経営 | |
12 | イノベーション・マネジネント実践 | |
13 | プロセス・イノベーション実践 | |
14 | マーケティングとイノベーション | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |