【講義概要】
教育方法は、生徒や学習者の実態を洞察するとともに、その人間形成をめざして彼らの生活や学習に働きかける活動である。教育の目的を立て、そこにいたる道を検討し、一つの道を選択する。どの道を選択するかを決定する際に合理的根拠が必要である。ここに教育方法の理論と指導技術が位置づいている。この授業では、教育方法の理論と実践について理解を深める。
【学習到達目標】
この授業の到達目標は次のものである。近代・現代の教育方法論について理解を深めること、カリキュラム編成とは何かについて理解を深めること、教材研究と教材の活用について理解を深めること、学習についての理解やアクティブ・ラーニングについて理解を深めること、授業をデザインするとはどのようなことかを理解すること、学習指導の過程論と学習指導の技術について理解を深めること、学習指導と人格形成の関係について理解を深めること、教育メディアと情報機器の操作について理解を深めること、教授組織と学習組織について理解を深めることである。
【履修上の注意】
ノートの取り方を工夫すること
授業で紹介した参考文献を読むこと
【事前準備学習】
テキストを授業の事前事後に読むこと
疑問点はまず自分調べること
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『三訂版 教育の方法と技術』 平沢茂 図書文化社 2018 |
参考書 | 『教育方法の探究』 天野正輝 晃洋書房 1995 『ディープ・アクティブラーニング』 松下佳代 勁草書房 2015 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験結果を主たる評価対象とし授業態度を加味して評価する。
毎回の授業で小テストを行い評価に加味する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 教育方法とは何か | |
2 | 教育方法の理論ーヘルバルトの教育的教授論 | |
3 | 教育方法の理論ーデューイの経験主義的教授論 | |
4 | 教科カリキュラムと経験カリキュラム | |
5 | カリキュラム編成の方法 | |
6 | 教材研究と教材の活用 | |
7 | 学習とは何か(アクティブ・ラーニングを含む) | |
8 | 学力とは何か | |
9 | 授業をデザインするとは | |
10 | 学習指導課程論について | |
11 | 学習指導の技術について | |
12 | 学習指導と人格形成の関係 | |
13 | 教育メディアとその活用 | |
14 | 情報機器の操作 | |
15 | 教授組織と学習組織について | |
16 | 定期試験期間 | |