名古屋学院大学シラバス


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シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限【教養】社会学秋A名古屋 21後藤 晴子AO1309

【授業情報】

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講義概要

社会学とは、社会の様々な現象や諸問題を調査から得たデータを手がかりに分析し、現象のメカニズムについて考察する学問領域です。本講義では、社会学の中でもとくに宗教社会学の知見をもとに受講生のみなさんに人間の社会において宗教の有する意味と役割について知見を深めてもらうことによって、さらに豊かな視野を養って頂くことを目標としています。日本人の多くは、みなさんのような若い世代の人たちを含め「宗教なんて自分たちには関係ない」という人が多いといわれます。しかし本当に私たちは宗教と無関係なのでしょうか?初詣、ひな祭り、七五三、成人式、結婚式、お葬式など宗教的なものと関わりのある習わしや儀礼等は、身近なところにたくさん存在します。また日々めまぐるしく変化する世界情勢を鑑みれば、キリスト教、イスラーム、仏教といった世界宗教をはじめ様ざまな宗教の現象やその問題に目を向けずにはいられません。そしてグローカル化が信仰する現在、私達の身の回りにも、沢山の社会的、宗教的背景を異にする人びとがた共に生活しています。
本講義でははじめに宗教社会学の歴史やその方法論について概説したのち、複数の宗教を個別的に取り上げていきます。具体的には仏教やキリスト教、イスラームなどの世界宗教およびユダヤ教、ヒンドゥー教、中国の宗教(儒教・道教)などの民族宗教に加えて、日本の民俗宗教、神道、仏教をはじめとする日本人の宗教について取り上げます。それぞれの宗教はどのような特徴を持って、またどのようにそれぞれの社会や文化のなかで実際に展開しているのでしょうか。その来歴と現状について、具体的な事例から学んでいくことを目的としています。講義は写真資料を含むスライドを用いてすすめ、適時テーマに即した視聴覚資料を視聴し、様々な社会的な背景の中で宗教を実践する人びとについて考えていきます(本科目は本学ディプロマポリシーの「知識・技能」における、「人間、社会、文化、自然等に関する幅広い知識を身に付け」るという目的に沿って授業内容を構成しています)。



【学習到達目標】

本授業の学習到達目的は主として以下の3つの点になります。
① 宗教社会学の基本的な概念やキーワードを自分の言葉で簡単に説明できる。
② ①を用いて、様ざまな事象について自らの考えを理論的に記述できる。
③ 異質な宗教やそれを実践する他者に対する柔軟な考え方を知り、身に付ける。



履修上の注意

【新型コロナ対応(9/3変更)】
・ この授業は遠隔授業:CCS を活用した基本型授業(教材提示・課題提出)を主として実施します。ただし、諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法について変更する場合があります。
・ 出席回数が総授業回数の3分の2に満たない場合は「失格」とします(出席情報は毎回提出していただくCCSのミニッツカードの提出状況と照らし合わせます)。
・ 出席及び提出物に関する不正行為については厳しく対処します(大幅に減点します)。



【事前準備学習】

授業で取上げるテーマについては、事前にインターネットや図書館の資料や文献等を使って積極的に調べると共に
(予習)、配布する資料を用いて毎回の授業内容を正しく理解できるように務めて下さい(復習)。
また特に関心のあるテーマについては下記の参考文献や、授業中に適時紹介する文献ドキュメンタリー等を
各自視聴することをお勧めします。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書教科書は使用しません。適時プリントを配布しますが、各自ノートを取るように務めて下さい。
参考書『世界がわかる宗教社会学入門』 橋爪大三郎 ちくま書房 2001年
『日本宗教史』 末木文美士 岩波書店 2006年
『よくわかる宗教社会学』 櫻井義秀・三木英(編) ミネルヴァ書房 2007年
『史上最強図解 橋爪大三郎といっしょに考える宗教の本』 橋爪大三郎 ナツメ社 2012年
『宗教学の名著30』 島薗進 ちくま書房 2008年
上記には主に基本的な教科書に相当する書籍を取上げていますが、特定の宗教ごとの参考文献については、適時授業中に紹介します
指定図書『史上最強図解橋爪大三郎といっしょに考える宗教の本』 橋爪大三郎監修 ナツメ社 2012.11
『よくわかる宗教社会学』 櫻井義秀, 三木英編著 ミネルヴァ書房 2007.11

評価方法

【新型コロナ対応(9/3変更)】
対面授業では最終時限に通常試験を行う予定でいましたが、大学方針に従いオンライン授業に変更したため、評価方法を下記の通りに変更します。
1)平常点(ミニッツカード(15回×3点満点/1回=45点)、授業課題(3回×5点満点=15点))、期末レポート提出(40点)で行います。
2)3分の2以上の出席(ミニッツカード10回の提出)がない場合、最終レポートのみ提出しても評価はしません。
3)ミニッツカード、課題、期末レポートは授業内容を踏まえ、自らの言葉で考え記述しているかどうかを評価の基準とします。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクション:社会学と宗教社会学
2世界宗教と民族宗教:定義と区分
3原始宗教とアニミズム:様々な議論と展開
4ユダヤ教:発生とその展開
5キリスト教:展開と土着化
6イスラーム:理念と人びとの生活
7初期仏教:思想と釈尊の一生
8大乗仏教:発生と展開
9ヒンドゥー教:インドの民衆宗教
10中国の宗教:仏教・道教・儒教
11日本人の宗教①:民俗宗教とわたしたち
12日本人の宗教②:神道の発生と展開
13日本人の宗教③:仏教の展開と特徴
14日本人の宗教④:その他の宗教
15授業のまとめ
16定期試験期間


【リンク】