【講義概要】
経済学部の学生は経済学の専門知識に加えて豊かな人間性と国際感覚を身に付け、本校の建学の精神である「敬神愛人」を基に他者に対して温かいまなざしをもって社会で活動する準備をすることがそのディプロマ及びカリキュラムポリシーで求められています。そしてその社会活動はこの国際化の進んだ世界では相手が日本人であれ外国人であれ適切なコミュニケーション能力を身に付けてこそ実現出来るものでしょう。現在英語が非常に便利なそのコミュニケーションツールであることは誰も否めません。それも知識としての英語を超えた使える(聴き取れて話せる)英語を身に付けなければそれは達成されないでしょう。知識としての英語を超えた実践英語を大学時代に身に付けておく必要があるのです。
英会話1では、英語で積極的にコミュニケーションをとるために絶対カバーしておかなくてはならない状況設定が用意されています。つまり、社会人になる前に、また英語圏を旅する前に、最低限英語で切り抜ける術を身につけておいたほうがいい状況設定です。そして、ただ単に読んで理解できる英語ではなく、「聴き取れて話せる」力を養います。「聴き取れるけれど、自分では使えない英語」ではなく、「聴き取れてスラスラ話せる英語」を増やします。そのためには反復練習が必要になります。言葉は繰り返し練習することによって身につきます。何度も会話を聴き、リピートし、ロールプレイします。あごが疲れるほど英語を発話します。エネルギーを消耗すればするほど「聴き取れて話せる英語」が増えていきます。また、発話することにより脳も刺激され、英語が定着し易くなります。毎回異なるクラスメートとペアを組んで最後に短い会話をジェスチャーなども付けて再現してもらいます。講師はその再現(オーラルチェック)を平常点として毎回加点していきます。復習テストも実践的ないくつかの会話の再現(オーラルチェック)です。
英会話1の内容は海外旅行時のサバイバル英会話習得、また英検2次のスピーキングテスト対策にもなります。さあ、国際化時代をたくましく颯爽と生き抜くための英語学習を楽しく元気良く始めましょう。
【学習到達目標】
・英語圏を旅する時に高い確率で起こりうる状況に自分を置き、その場を英語で切り抜ける術を繰り返し練習することにより、実践的な「聴き取れて話せる」英語を増やします。
・英語圏の文化と自国の文化の相違に興味を持ち、しかし同じ地球人として積極的に英語でコミュニケーションをとることが出来るようになります。
【履修上の注意】
リピート、ロールプレイなど大きな声で元気良く行ってください。毎回授業の最初に講師が適当な番号を振って異なった学生とペアを組んでもらいますが、故意に番号を振ることはありませんので講師の指示に従って下さい。そして誰とペアになっても気持ちよく協力して発話練習に取り組んで下さい。また、大学生としての良いマナーをもって授業を受けてもらいたいので、遅刻、教科書忘れ(事前に他のクラスメートの教科書をコピーして持参した場合を除く)、携帯いじり、その他授業の妨げとなるような行為は毎回の平常点(オーラルチェック点)から減点します。
【事前準備学習】
英語を話すことに慣れている人(私の経験上そのような人はまれです)はあまり予習をする必要はありませんが、そうでない人(ほとんどの人がこのカテゴリーに入ります)は事前に教科書巻末にあるテープスクリプトを参考にして発話練習を1時間程度してきてください。また、「社会に出てからいざという時に役立つ英語力を身につけておく」ためにも必ず発話練習中心の復習を毎回の授業後1時間程度繰り返し行ってください。そして、学期中4回ある復習試験(オーラルチェック)の前にはジェスチャーや声のトーンにも気を配ってまるでその場にいるような臨場感をもって何度も練習してきてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『Passport 2 Student Book (Second Edition, English for Interna』 Angela Buckingham & Lewis Lansford Oxford 2010 教科書を事前に学内丸善書店で購入し初日の授業に持参して下さい。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点50%、課題点13%、3回の復習オーラルテスト点(15点+11点+11点)
具体的には、第1回目~10回目は5点×10回で50点、、第14回目&15回目は課題(英語の漫画をダウンロードして読んだあと設問に答える)で13点、第11回目は対面オーラルテスト15点で、第12回目&13回目はそれぞれ対面オーラルテスト11点ずつで3回の復習オーラルテスト点が37点になり合計100点です。尚、平常点はその時のオーラルチェックにより、課題は正答率により、復習オーラルテストはその時の出来により点数が異なります。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | What's the purpose of your visit? | |
2 | How much is it? | |
3 | When is the next train to Xi'an? | |
4 | The TV is broken. | |
5 | What is there to see? | |
6 | I'd like to rent a snowboard, please. | |
7 | Tell me about your country. | |
8 | How was your weekend? | |
9 | Does it hurt? | |
10 | I'd like a cup of coffee, please. | |
11 | Units 1-4の復習オーラルテスト(対面) | |
12 | Units 5-7の復習オーラルテスト(対面) | |
13 | Units 8-10の復習オーラルテスト(対面) | |
14 | 課題(英語の漫画をダウンロードして読み設問に答え提出) | |
15 | 課題(英語の漫画をダウンロードして読み設問に答え提出) | |
16 | 定期試験期間 | |