【講義概要】
現代企業、とくに株式会社にはなぜ監査が必要か。監査の種類と体系をまず、広く整理する。本講座で扱う監査の中心は独立した第三者による会計監査であり、したがって外部公表用の財務諸表の基礎知識は必要となる。
本講座では監査について、まずその目的を確認し、いつ、誰が、何を、どのように、なぜ、といった、基礎的な内容をとりあげたのち、監査を実施するプロセスを学習する。その中で監査のもつ影響力の大きさや現代的な監査の意義を学ぶことで、受講生諸君が将来、社会人としての規範意識をどのように持つべきかということを意識するきっかけとしていただきたいとも考えている。
【学習到達目標】
監査についての基礎事項を理解することである。
【履修上の注意】
財務諸表についての知識があることが望ましい。
【事前準備学習】
新聞やニュースなどで関連するトピックが頻繁に掲載されることがありますので、気にとめておくように心がけてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『はじめてまなぶ監査論(第2版)』 盛田良久、百合野正博、朴大栄 中央経済社 2020年 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
試験(まとめのテスト)および授業における課題(MinutePaperやレポート等)を総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス | |
2 | 会計監査と会計関連分野との関連 | |
3 | 財務情報と監査の必要性 | |
4 | 会計制度 | |
5 | 監査を担当する専門家 | |
6 | 監査を取り巻く組織、監査基準と期待ギャップの概要 | |
7 | 監査基準(目的基準と一般基準) | |
8 | 監査のプロセスとアプローチ | |
9 | 監査の手続 | |
10 | 監査結果の報告①監査報告書の様式 | |
11 | 監査結果の報告②監査意見表明 | |
12 | コーポレート・ガバナンスと内部統制 | |
13 | まとめのテスト | |
14 | (課題) | |
15 | (課題) | |
16 | (なし) | |