名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限専門演習(3年)通年名古屋 63小谷 光正CT3301
4限専門演習(3年)通年名古屋 63小谷 光正CT3301

【授業情報】

表示する



主題

流通・マーケティングについての実証事例研究



指導方針概要

 流通やマーケティングは、謎に満ちています。日本のブランド信仰はとどまることを知りません。なぜ、消費者はブランド商品が高くても買ってしまうのか、なぜ不況でも独自商品がよく売れるのか、等 私たちの毎日の暮らしは理解しにくい流通やマーケティング現象や納得しがたい仕組みでいっぱいです。不思議に思っても見過ごしてしまう、あいまいのままにしておくことも多いです。流通やマーケティングに関する謎・不思議・疑問の数々をゼミのメンバー一人一人が主体的に追究し、解明していくことが求められています。謎は千差万別です。コンビ二エンスストアでは、商品・サービスだけでなくビジネスを動かす仕組みとはどのようなものであり、情報技術をどのように活用しているかを考えることは非常に重要なことになってきています。アパレル製品ひとつをとってみてもデザイン決定から商品が店頭に並ぶまでかつては半年以上もかかっていましたが、現在ではその期間は1ヶ月にも短縮されるという画期的な企業もあらわれています。このように現実の流通やマーケティングは刻々と常に最適な解決を求めて変化してやみません。ゼミでは、ゼミ員自らいわば探偵となり流通やマーケティング問題の数々を積極的に学ぶことにより解明し、アイデアを出し合い知の集結となる場となるのです。心得として1.常に現場を踏むー現実の問題から矛盾をあばく2.少し距離をおいて物事を多面的にみる 3.消費者の立場から考える 4.チームワークを大切に参加意識を常にもって臨む ことが挙げられます。いくつかの企業の実際の事例をもとに製造,物流,販売などの仕組みを検討していきます。専門知識の獲得だけでなく、それらを使って問題を発見し解決する力を養うことを主眼におきます。自ら調査してきた内容を他のゼミ員に説得的に報告・プレゼンを行う報告会、一つのテーマのもと是非論を討論しあうディベートなど問題解決能力を養います。同時に考えをまとめる力、話を聴く力、話す力を養うことも目指します。流通・マーケティングとりわけ主として小売業のマーケティングに興味があり、主体的・積極的に学んでみようという人、リテールマーケティング検定試験の資格取得にチャレンジする人それと関連することも是非学んでみようという人積極的にトライしてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキストテキストは、開講時指示します。参考文献はその都度提示します。
指定図書一覧

学生に対する希望事項

入ゼミ希望の学生は、事前に7F719の研究室を訪ね事前に応募用紙を受け取り、面接前に記入し、面接の際に持参し、面接に臨むこと。ゼミでは、チームの和をそこなう行動を慎み、常に学習活動のみならずコンパ,レクレーション,旅行にも参加する姿勢で臨むことが重視されます。