名古屋学院大学シラバス


                シラバス

演習指導概要 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
6限専門演習(4年)通年名古屋 84佐藤 律久EK4101
6限専門演習(4年)通年名古屋 84佐藤 律久EK4101

【授業情報】

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主題

ミクロ経済学を実験を通して学び、検証する

 皆さんは2年間で様々な種類の経済理論を学んできたことと思いますが、その中で「この理論は本当に現実を上手く説明できているのだろうか?」、「この理論が前提にしている仮定は本当に正しいのだろうか?」といった疑問を感じたことがあるはずです。経済学の理論に対するこのような疑問は古くからあり、また経済学者自身も常に自問自答してきました。その結果、近年の経済学では「経済理論や諸仮定の現実的な妥当性」を実験によって検証することを目的にした研究が多く行われており、「実験経済学」や「行動経済学」とよばれる学問分野として確立しています。

 現代経済学のこのような傾向を踏まえ、本演習では、ミクロ経済学(ゲーム理論を含む)の様々な理論や前提を、教室内でできる実験を通して学び、検証してもらいたいと考えています。



指導方針概要

 「主題」で述べたとおり、本演習のテーマは、主にミクロ経済学の理論や諸前提を教室内でできる実験を通して学び、検証することです。ただし、実験の参加者および実施者は受講者である皆さん自身です。

 より具体的には、実験の大まかな実施方法や前提となる理論の記された資料をもとにしながら、グループごとに実験を準備・実施してもらいます。加えて、前提とする理論の内容や実験結果についての解説もしてもらいます。これらは決して楽な作業ではなく、ときに地味で退屈なものになることもあります。しかし、「仮説の構築と検証」という科学的な経済学研究の方法を学び、試行錯誤しながら実践することは、人々の経済行動に対する理解を深めるだけでなく、これから社会で直面するであろう様々な問題や課題に対処する力にもなると考えています。

 なお、上記の内容は主に3年生の春学期に実施する予定であり、秋学期以降は上記の内容に関連したテーマでの研究報告書および卒業論文の作成を目指します。ただし、これはあくまで目標であり、卒業論文テーマの最終的な設定は、個々の受講者の興味・関心に任せたいと考えています。なお、進捗状況等を定期的にプレゼン形式で報告してもらう予定です。

◆各年次の実施概要まとめ:

3年次
春学期:各種実験の準備・実施
秋学期:研究報告書の作成と経過報告

4年次
春・秋学期:卒業論文の作成、およびその内容や進捗状況の報告



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト『行動ゲーム理論』 川越 敏司 NTT出版 2010
『図解で学ぶゲーム理論入門』 天谷 研一 日本能率協会マネジメントセンター 2011
『ポケット図解 行動経済学の基本がわかる本』 ハワード・S. ダンフォード 秀和システム 2013
『プレステップ経済学―経済実験で学ぶ』 二本杉 剛 他 弘文堂 2013
あくまで一案です。受講者の予備知識の程度に応じて変更します。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

学生に対する希望事項

・よりよい卒業論文の作成のために努力を惜しまないこと
・ねつ造・改ざん・盗用等の不正行為を決して行わないこと



【リンク】


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