【主題】
大学における経済学の学習に資する,論理的思考を養う基礎的なトレーニング。
経済学を活用した学習の理解と方法の修得。
【指導方針概要】
本演習は,原則として,3年次専門演習を継続して履修する前提で指導を行うものである。ただし,それだけにこだわらず,様々な発想の学生同士が互いに刺激しあえるような場を提供できれば良いと考えている。
なお,担当者は経済史の専門であるが,学生諸君が同分野に関心があることを絶対条件とはしない。幅広い分野への関心を持つ学生であれば歓迎したい。本演習へ積極的に参加することによって,様々な発見,知的好奇心を充足させることに繋がる題材を提供したい。
授業は,基本的にテキストの輪読を行うが,いくつか異なる学習方法を合間に挿入して,学生の基礎力を高める工夫を試みたい。ただし,学習の効果は反復しなければ現れない。地味ではあるが,類似の課題を繰り返して行うことは,あらかじめ承知しておいてほしい。
また,コア6演習を解くことは基本的に毎回行うため,PCは必携。その他,インターンシップへの応募や留学も積極的に勧めることを方針として挙げておく。
本演習において求められる最大要素は,自主的な取り組み,質問や発言である。その理由も解説しながら,上記の諸課題に取り組みたい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』 河合雅司 講談社現代新書 2017 テキストは各自で購入しておくこと。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
本ゼミ加入希望の学生は,必ず面談に来ること。
面談の際には志望理由・関心のあるテーマを書いた紙を持参するように!
積極的な取り組みができない人は演習の運営に支障を来します。
従って,欠席しないことが大前提です。
そして,意欲的に発言や質問をしていくことも重要です。
これを守れない人は失格にすることもあります。
何事にも頑張ってチャレンジする学生さんの応募を期待しています。