【講義概要】
「手話入門」受講者を対象に、日本手話をさらに体系的に学ぶ。
実技とともに理論的な周辺知識を学び、手話言語の魅力も深めていく。
日常会話から一歩深めた会話ができるように習熟度も上げている。
授業だけでなくインターネットやテレビ放映の手話動画や手話通訳の視聴も紹介し、自律的に学びができるよう指導する。
【学習到達目標】
「手話入門」で修得した手話の技術を発展させ、実践力を上げる。それとともに、聴覚障害のあり様を理解し視覚言語の背負っているろう文化にも触れることにより、手話の修得を図ることとする。毎回の実技を通して熟練度を深める。
【履修上の注意】
視覚言語学びなので、欠席は大きなハンデとなることを心してほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業態度30%、小テスト20%、学期末テスト50%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 「聞こえ」のしくみ/実技 非手指動作 | |
2 | 「ことば」の獲得/実技 具体的表現 | |
3 | 「自然言語」の手話/実技 位置と方向 | |
4 | 手話文法5W1H・イエスノー疑問文 | |
5 | 手話文法・主語の明確化/実技 指差しの役割 | |
6 | 手話文法・時制./実技 空間利用 | |
7 | 聴覚障害者の歴史/実技 同時表現利用 | |
8 | 聴覚障害者の教育/実技 受身・使役の用法 | |
9 | 聴覚障害者の今/実技 | |
10 | ろう文化とは/実技 抽象概念 | |
11 | ろう文化とは/実技 感情表現 | |
12 | 実践 物語りを手話で表す | |
13 | 実践練習・ろう者との交流を通して | |
14 | 実践練習・自分のテーマでの手話発表 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |