名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限工業簿記2秋A名古屋 22曽場 七恵CS2332

【授業情報】

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講義概要

 工業簿記とは、自動車やパソコン、家具などのモノを作っている会社、つまり製造業で用いられる簿記を指す。
 商業簿記との大きな違いは、自分の会社で販売するモノを作るという点にある。商業簿記では、仕入れた商品を販売するだけというシンプルな流れであるが、工業簿記では、調達してきた材料に手を加えて製品を作るという過程がある。
 工業簿記の一番の目的は、自社で作った製品の原価を計算することにある。本講義では、工業簿記2級レベルの基礎について学習する。




【学習到達目標】

各種の個別原価計算の違いを理解し、原価分析ができる。



履修上の注意

「工業簿記1」の単位修得済みの学生を対象に、工業簿記の基礎知識があることを前提に講義を展開する。
会計関連の学習に関心のない学生は履修しないことを推奨する。



【事前準備学習】

初回講義時に実力確認テストを行うので工業簿記1の講義内容を復習しておくこと。
電卓(10桁以上)を用意すること。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『最新段階式 日商簿記検定問題集3訂版 2級工業簿記』 実教出版 2017
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

毎講義時の課題30%、期末試験70%で評価する。
学則の規定を満たしていない者は失格とする。
私語や遅刻等、受講マナーの悪い学生は退出及び失格とする。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1イントロダクションと実力確認テスト(工業簿記1の復習)
2部門別個別原価計算(1) 意義
3部門別個別原価計算(2) 記帳
4部門別個別原価計算(3) 1次配賦と2次配賦
5部門別個別原価計算(4) 相互配賦法と直接配賦法
6総合原価計算(1) 意義と目的
7総合原価計算(2) 平均法
8総合原価計算(3) 先入先出法
9工程別総合原価計算
10組別総合原価計算
11等級別総合原価計算
12減損の処理
13仕損の処理
14材料の追加投入、副産物の処理
15まとめ
16定期試験期間